はじめの一歩・接触編(BMWザウバー F1.08)
終わりがあるなら当然始まりもあるわけで。今年限りで撤退決定のBMWザウバー、一時はコンストラクター2位まで昇りつめたものの正直、チャンピオン争いに絡んだ爆発的に強かったってイメージないんだよね。なんかマクラーレンの内輪揉めで失速したところを掠め取ったっつか、要はドサクサ紛れ?実際、値千金唯一の勝利となった08年カナダGPも、走り勝ったとゆーよりもピット出口のハミルトン前方不注意追突で目の上のタンコブがとれたから勝てたってイメージ。それでも、そーゆーアクシデントがあった時にトップにいられるような位置にいることもドライバーの能力(持って生まれた運とも言うが)であることも確か。 ミニチャンプス1/43 BMWザウバーF1.08#4 ロバート・クビサBMWワークス復帰後唯一勝利の2008年カナダGP優勝車。ハミルトン、ベッテルに続く若手実力者の初優勝記念シリーズ?の第3弾。ハミルトンとベッテルのは発売前アナウンスを覚えてるけど、BMWのこれはちょっと記憶にないんだよね(^^ゞだもんで、まったくノーマーク予約なしでたまたま発売日に別件でショップに出掛けた時についでに購入。こーゆー買い方が普通であって、現物求めてショップをウロチョロで飽き足らずネットまでもあれこれ検索してやっとこ手に入れるってほうが異常。ではあるものの、いままでがそーゆー風だったもんで、いとも簡単に手に入ると拍子抜けつーか何となく売れてないんだなぁとか思っちまう(笑)まあ、ある意味で先行発売商品の二番煎じではあるわけだから、そこはそれなりの売れ行きに落ち着くのが当然っちゃあ当然だが、先行通常版であれだけ争奪戦が繰り広げられたことを考えると、あぁやっぱF1熱は確実に下がってんだな、と。とゆーよりhpiアルファ155の時みたいなお祭り騒ぎ自体がなくなってきてるしミニカー熱自体が下がってきてんだな。まぁ、こっちとしては欲しい物が普通に買えるのは好ましい状況にはあるのだけれどあんま売れ行きがよくないと業界全体が先細りになるからねえ。バランスが難しいね、その辺は。でまあ、当時の大フィーバーを勝ち抜いて通常版も持っているわけなのだが ベッテル車同様、まあちょこまかとあちこちいじくって作ってんだわ(^^)例えば、直線番長的なモントリオールのレイアウトを考慮してドラッグの少ないフロントノーズ。 通常版は、この年のトレンドであるノーズウィングつきだった。 どっちがいいって言われりゃあ、私的にはゴテゴテ空力パーツがあるほうが好きなんで通常版ラブってことにはなるけれど(笑)それとタイヤもしっかりソフトとハードを違えて、それとホイールキャップも再現してまんな。芸が細かい。リアウィングだって、カナダは低ドラッグ用の軽いヤツ。 こちら通常版 翼面積や構成まで変えてきてる。背びれのカタチも違うね。とまあ、こんだけいろいろといじくって、んで価格据置きは企業努力、このご時世なかなか価値あるもんじゃありませんかい?となれば、シリーズ第1弾のハミルトン車もいずれ買っとくかいな。