☆プリュネル☆ 医師が歩く精神世界の散歩道 （癒し/民間療法/ヨガ/気功を学ブログ）

浄霊はプラシボーか？

前回出した記事の内容がプラシボー(偽薬効果)ではないか？といった意見をいただきました。ごく当たり前の意見ですし、世間では、むしろ多くの方がそのように思うのではないかと思います。

まずは記事に書いた症例の方でお話します。

その方は、これまでに何度か、他の方から浄霊を受けました。ひどい時は、費用は、数十万円とかなりの高額になったと言われています。
それで改善したらまだ良いのですが、改善はなかったとそうです。
もし、プラシボーであれば、その時点でも、そんなにまで高額な金額を出したのだからと、改善したと思われます。
一方、私が行った浄霊は、それから考えるとほんのわずか、3000円でした。
安定剤とか漢方薬の投与もされたことがありますが、十分な効果を挙げてこなかったです。

霊障のチェックは、気の感知で行います。ある程度、訓練しないと感知できないのですが、今回の方では、浄霊をしたことにより、気のチェックで霊障の反応は消えていました。それと並行して症状も改善してきました。しかも完璧に症状は改善しました。

このように、気のチェックにより、プラシボーではなく、効果があったと判定しています。
むろん、気のチェック自体が一般に認められにくいものであることは自覚しています。しかし科学的に証明することができない以上、現時点ではこれぐらいしか判定しようがないと思われます。

では、気でチェックしている霊が、本当に合っているか？
これについては、霊媒さんを通じて検討したことがあります。
霊媒とは、霊を自分に取り込み、霊に話させる特殊能力を持った人のことです。
霊のチェックで霊を判定するのと霊媒からの言葉で一致しました。詳細は、長くなるので省略します。
あくまでも体験からですが、霊はこのように思っているのか、考えているのかと、霊媒実験から感心したことがあります。

もっとも、私も気のチェックで霊の反応が出たものが、本当に霊なのか、単なる電磁的な異常なのか、残留思念なのか、科学的に証明出来ない以上、確信を持っているわけではありません。明確に書くなら、気のチェックで霊と反応が得られるエネルギー というのが、正しいでしょう。

目に見えない気は、まだまだ科学的には認められていません。その意味では、浄霊を含めて、ヒーリングなどもプラシボーでないと明確には言えません。ただ、こうした場合も、術者はきちんと気を感知して治療に当たっていて、でたらめなことをしていませんが、万人に納得できるような説明ができないのです。

これは、何も私に限りません。
イギリスでは、ヒーラーは病院でも医師と共同で保険適応となっていますが、歴史的に見ても、すんなりと認められたわけではありません。ハリーエドワーズなどの優秀なヒーラーが大勢の公衆の面前でヒーリングをして、改善してくるのを見せたなどの経緯がありました。その結果、ヒーリングにも保険が適応されるようになったのです。もっともこの場合も病状の改善だけで、ヒーリングがどのようなメカニズムか、科学的に証明されたわけではありません。

私としては、明確に証明することできませんが、浄霊という行為によって短期間のうちに改善する人が何人もおられるので、今後も行って行こうと思います。

プラシボーではないのか？
私の自分の中では、キチンとチェックして行っていますが、それは世間的には理解されないかもしれません。
改善する症例の積み重ねと、気のチェックからでも、それが効果が出る理由を考察するしかありません。
ただ、逆にプラシボーであるともなかなか言えない内容です。今の科学では説明出来ないこと、しか言えません。

ま、100歩譲って、プラシボーであると、言われても、科学的に証明できない以上、私は個人的には、プラシボーと言われても構わないと思っています。
ただ、治ったのは事実で、よく分からない、なかなか治らなかった症例が、私のクリニックに行けば、短期間のうちにプラシボーで治してくれる、私はそれでも構わないのです。
理屈よりも患者さんが治り、笑顔を見せてもらえることの方が開業医にとっては喜びなのです。

最後に、
浄霊をしている人には信頼できる人もいるでしょうが、単なるお金儲けにしている人もいます。また、浄霊と称して、人を叩き、死なせてしまった事件もありました。いい加減なことをしている人も多い分野です。
そういう意味では、浄霊など、常に疑いの目で見ておく必要はあるでしょう。