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半熟ババァ-読書感想や欲しいもの-雲の彼方に('ω')ノ-

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2015.08.21
XML
破壊されたかご.JPG
ニトリで購入したカゴ、このように破壊されました orz




手取り-家賃=85,000円以下を「貧困」とか呼ばれると、
 うるしゃいよ!失敬な奴め!
と思ってしまいます。



なんだよこの本のタイトル
 「貧困女子」時代をかしこく生きる6つのレッスン 単身女性の3人に1人手取り-家賃=8万5000円未満
って!失礼じゃないか、キミ!!

まじめに働いている人を捕まえて、
「あなたは貧困です」
って、なんなんだよ!!!
すごく失礼にあたるよ!!!



この貧困定義は置いといて。

別の本では、「手取り10万円」が貧困の例として挙げられていました。

しかしながら、給料が「手取り10万円」てのは、けっこうザラです。
私もそうでした。
駄菓子菓子、これは珍しいことではなくて、まわりにもそういう人たちがいましたよ。
首都圏(一応)の正社員でもこういうことは珍しくないのですよ。

手取り10万円だと、うまくやりくりをしていかないと生活費が足りなくなるレベルであることは、確かです。
ムダ遣いをしないように、友達と遊ぶ時もお金のかかることをしないように、使えるお金の範囲でセコく生きることになります。


駄菓子菓子。

ツルセコながらも生きていけるか否かは、置かれた境遇によって違うのだなー、と、この本を読んでしみじみ思いました。


我々って、字とか、読めるじゃないですか。
このブログは、庶民の日常的なたわごとがメインコンセプトなんですが、いままさにアナタなどは読んじゃってますよね。
これは単に識字率の問題ではなく、読解力が一定水準に達していなければできないことです。
それこそフツーの人のレベルに達していることの証。

フツ~に中学・高校を出ていれば、手取り10万円でツルセコく生きていくだけの知恵が存在します。
私は頭が良いわけではなく、ごくごく一般的な、普通すぎてリアクションに困るような普通の中学・高校出身なんですけど、これはかなり恵まれた境遇です。
ケガや病気さえしなければ、手取り10万円でもやっていけます。

一方で、恵まれていない境遇という見方をしてしまうと、「中学ちゃんと卒業しました」レベルの知恵がないと、手取り10万円でもマトモに生きていけない。
「中学ちゃんと卒業しました」というのは、親や周囲ががそれなりに支援した結果でもあるのです。
自分が中学卒業するにあたって、「誰からも支援なんかされてないし」って思うかもしれないけど、実際にはいろんなところから支えられている。


さらに残念なこととしては、恵まれていない境遇というのは、自分の力で如何ともしがたい、努力で補いきれないような不利な点があったりするのです。
まず、根本に虐待。
親からの暴力で後遺症が残ったとか、学校に行かせてもらえず読み書きができないとか、障害がありつつも適切な療育を受けられなかったとか。

そこで見目麗しければ手を差し伸べる誰かがいたかもしれないところ、容姿にも恵まれなかったとなると、これはもう本人のせいではありません。


子どもらの通っている保育園のみんなを見ると、そんな子はいないように見えます。
実際いないのかもしれないし、我々が気づいていないだけかもしれません。


手取り-家賃=85,000円以下を「貧困」とか、手取り10万円を「貧乏」とか機械的に定義づけるんだったら、そりゃもう仕方ありません。
けれど、そこを創意工夫で乗り切れる人と、幼少時代からの深刻な不遇を引きずる人とを一緒にして「自己責任」と突き放すわけにはいかんのであります。


子育てに対する親の責任は、やはり大きいと思った次第です。
私は自分の子どもたちを、手取り10万円でもツルセコく生きていけるように育てたいです。


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Last updated  2015.08.21 18:46:01
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