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カテゴリ:不妊か-不妊治療のこと-
平成の 20年代 ボディコンシャス。 しばらく前に、インドで72歳の女性が出産したというニュースを見ました。 体外受精だそうです。 インドは高齢者への体外受精をやっているそうで、2008年には70歳の女性が出産してるんだそうで。 これは海外からニュースとして届くくらいの話なので、世界的な記録です。ハイ。 オリンピック選手級、否、それを超える。 もっとブッ飛んでます。 実際には、不妊治療をしても30代前半とて出産に至る率は20%以下。 40代に至っては、10%以下。 この写真は読売新聞(2016.5.31)のもの これらは「不妊治療をした人」についての話でしたが、高齢(over35)になっても自然妊娠に恵まれなくて子どもがいない人や、そもそも子作りにチャレンジしていない未婚の人もいます。 そいでもって、先日もホラー話として書きました団塊ジュニア世代の女性は年齢的にもう産めないという事実。 「出生率が若干の上向き!」とか、本来は喜ばしいことのはずなのですが、全く打ち消せない絶望ムード。 やはり、どこの不妊治療家庭でも、そう簡単に子どもはできないのですね。。。 不妊治療の末に子どもを授かる人の話をしばしば聞くと思うのですが、不妊治療の末に子どもを授かれなかった話なんて全員が告白することではないし、聞く機会もないですよね。 この新聞記事と出典によると、実際、授かれなかった人がかなりいるということではないですか。 全然他人事じゃなくて、我々だって子どもを授かれなかった可能性がたくさんあったのですよ。 私にとって不妊治療をしていた時期というのは、かなりたくさんの嫌な思いをしました。 おそらくこれは、他の人たちにとってもそうで、不妊治療というものは、かなりたくさんの嫌な思いをするものです。 「子どもが欲しい」と願うことで、なんでこんなに嫌な思いをしなくちゃならないんだろう。 不妊治療が嫌な思いをするものだなんてことは、かなり昔からわかっていたはずです。 自然に子宝に授かれるなら、絶対にそっちの方がいい。 けれど、不妊治療をする人はどんどん増えています。 なんでこんなに大勢の人が、不妊治療街道を驀進せねばならないのだろう。 年取ると、子どもができにくくて不妊治療をする可能性も上がるし、高齢出産で自分も子どももつらい思いをするし、いいことないです。 いいことないんですけど、結局、高齢出産に突入する前には産めませんでしたよ。 30代前半で不妊治療を始めたって出産に至るまで時間を要するもんだし、治療が成功するとは限らないじゃん。 今じゃ「双子が産まれてよかったね」なんてことになっていますが、運です、運。 はっきり言って、運。 努力とかじゃありません。 しかも、運よく出産はできましたけど、あの不妊治療時代の恨みは絶対忘れません。 永久不滅ポイントです。 ということで。 不妊治療に突入したら、30代前半だって厳しい。 もっと若い人が、若いうちに産めるような世の中にしていくべきだと、みなさんからも訴えて欲しい。 ↓若い人が若いうちに産める世の中には課題がたくさんなのよねボタン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.02 18:44:40
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