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カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
今日は、埼玉チャプターの定例勉強会。
この世に生を受けてから幾年月。 親からはガマンすることの尊さを教えられ、 しつけられてきた。 いやこれは自分だけのことではない。 みんな、成長過程の中で大なり小なり ガマンすることを教えられてきている。 特に日本人の場合、風化したとはいえ、 戦前まで儒教の教えが当然のように受け入れらていたことを、 日本人のDNAは感じているし、 時代劇などでも武士や農民たちがガマンしているところを つぶさに表現している。 だから「ガマンすること」を美徳と受け取られる傾向にある。 だが果たしてそれは美徳なのか? というのが、今日の勉強会のテーマだった。 ガマンすることによって得られるもの。 「家族円満」「会社での地位保全」 確かに人によっては得られるものは大きい。 だけど自分の気持ちはどうか。 ガマンすることによって、 自分の内部に溜まっていくフラストレーションの存在。 これはどうあがいても否定できない。 このフラストレーションが溜まりに溜まって限界に来したとき、 人は「キレ」てしまう。 ある意味、ガマンすることは自分自身に対する「背徳」につながり、 決して「美徳」ではない。 世の中から「ガマン」がすっかりなくなってしまったら、 社会秩序が保てなくなるので、それはナンセンスだけど、 必要以上にガマンすることはないのではないか。 自分の思うことを素直に表現できれば、 それはそれで「生きてて楽しい!」わけだ。 いずれにしても、「ガマンは美徳」と考えていた僕にとって、 「ガマン弱くなるススメ」とは、 目から鱗が落ちるようなキーワードだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月04日 08時02分07秒
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