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テーマ:サッカーあれこれ(20092)
カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
最下位の横浜との対戦だけに、
もうこれで優勝のキップを手にしたも同然! といった感のあった今日の優勝決定戦。 しかし結果は0-1で負け。 しかも競り合っていた鹿島アントラーズが 清水エスパルスを3-0で破り、 鹿島が逆転優勝となってしまいました。 ファンにとってはがっかりもがっかりだったかと思います。 なぜ優勝を逃してしまったのか。 いろいろと分析はできるでしょうが、僕は 「チームとしてさらなる飛躍のイマジネーションが 共有できなかった」 ところに原因があるのではないか、と思いました。 イレブン始めチーム自体が 「あと1勝で優勝だ」ということしか 考えなかったのではないか。 この思考だと、 目標は「1勝することだけ」に限定されてしまいます。 で、今日のカードのように相手が最下位チームだと、 「その目標は達成された」とみんなが錯覚し、 モチベーションにバラツキが出てきてしまうのです。 ここにコーチング的発想があったら、 違う展開があったかもしれません。 コーチングは、未来の大きな目標を達成するために、 今の事象に光を当てていくケースがあります。 たとえば今日の試合の前に、監督から、 「来年の3連覇に向けて、今日はどういう戦いをしようか?」 という問いかけがもしあったとしたら、 チームの目標は、一気に『今日の対戦』から 『来年の優勝(3連覇)』にシフトします。 今日の対戦は来年の目標を達成するための プロセスと化してしまうわけです。 さらなる高みの目標を、メンバー全員が共有するわけですね。 ですので、全員がモチベーションの高い状態で 今日の試合運びを練られる素地ができるのです。 今日の1戦は、何のための1戦なのか? 視点を少し変えるだけで パフォーマンスは上がったり下がったりする。 スポーツの世界でも、単に技能や素養を磨くだけではなく、 考え方の視点を変える、 というコーチングがあっても良いのかもしれませんね。 サッカーのメンタルトレーニング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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