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カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
発明王、トーマス・エジソン。
彼の発明したモノは枚挙にいとまがなく、 日の目を見なかった発明品も数限りなくあるとか。 つまり、未だに彼の発明品の全貌は 明らかじゃないらしいのです。 昨日、コーチ21の伊藤守さんのセミナーで、 エジソンの発明したモノ、というくだりが出てきました。 伊藤さん曰く、 「エジソンが発明した、20世紀最大のものは何か?」 何だと思います? 「蓄音機」、「電球」、「発電機」……。 いずれも違うんですって。 「それはね、電話をかけるときの出だしの言葉、 『Hello!』なんです」 皆さん知っていました? 『Hello!』という言葉はトーマス・エジソンが 考え出したんですって。 今でこそ米国人はフランクで人見知りしない人種ですが、 彼らのルーツは、大半がヨーロッパから移住してきました。 ヨーロッパは、日本と同様けっこうお堅くて、 見ず知らずの人と会話を交わすのは、大変らしいのです。 当然、米国に渡った人たちも、同じカルチャー。 電話が発明されたとき、顔も見えない相手に どうやって声をかけるのか、とてもはばかられました。 その時、エジソンの口をついて出た挨拶の言葉が 「Hello!」 だったのです。 それからは「Hello!」が一人歩き。 見ず知らずの相手にも、どんなに難しい顔をしている相手にも 「Hello!」 これでコミュニケーションが取れる。 日本人のように、つてを頼ってようやく相手を紹介してもらい、 時候の挨拶をしてから本題に入る、 そんなまどろっこしい手続をしている間に、 米国人は 「Hello!」 というひと言で本題に入れるのです。 これによって、どれだけコミュニケーションが進歩し、 人々の行動のパフォーマンスが上がったことか。 米国が世界一の産業国になったのは、 実はこの「Hello!」が大きな要因なのではないか。 そう考えると、 これぞ「エジソンが生んだ20世紀最大の発明」 といえるわけです。 そんな面白い話を伊藤守さんから聞いたことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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