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カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
顧客からの要請で、ちょうど1年前からある提案をしていました。
ちょっと専門的ですが、XMLを応用したデータベース言語でデータを作成する アプリケーションがそれです。 ウチの会社も入れて6社程度のコンペになっていましたが、 先週になって、晴れてウチの会社が採用されることになりました。 しかも第1号の顧客です。 これほど喜ばしいことはありません! 社内でも「おめでとう!」「さすが、まさやん!」と賞賛の声。 でも正直言って、僕自身は何となく気が滅入っていました。 手放しで素直に喜べない。 マイコーチとのセッションで、この思いをコーチに吐露しました。 新たなコンピュータ言語をひっさげた新たなシステムなだけに、 失敗したらどうしよう? というプレッシャーがかかっている。 開発チームとのやりとりがうまくいくだろうか、とても不安。 (技術者はユーザーの気持ちがなかなかわからないんです。 自分が良き媒介者になれるかどうかが不安なんです) すると、 「まさやん、そういう不安感を持つのは、実は健全だよ!」 と単純明快なマイコーチの言。 まさやん「??? 健全? そうなんですか?」 コーチ「そう。あなたが今体験しているのは、前向きなストレスなんだよ」 まさやん「前向きなストレス…」 コーチ「新しい未知のことを実行するのは、誰でも不安に思うもの。 でも、それを乗り越えるから自分の人生も切り開けるんだ。 君は今、それを乗り越えようとしていて、だからそれがストレスになってる。 でもそのストレスは、全然後ろ向きじゃないよね。前向き。」 今まで自分をがんじがらめにしていた見えないロープが するするとほどけていくような感じがしました。 あのセッションから数日経った今、 今回の受注が良いスタートを切るように、 あらゆる関係者と前向きな打ち合わせをしています。 コーチは相手を元気にさせてくれる、 とっても偉大な存在なんだ、ということを実感しました。 かくいう僕もコーチの端くれ。 クライアントの良きサプリメントでいたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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