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テーマ:☆自分らしい生き方☆(6)
カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
この日記にも何度か書いていますが、
コーチングを学んでいくと、 必ず「パーソナル・ファウンデーション」というテーマに 行き当たります。 直訳すると「自己基盤」。 コーチは、クライアントの目標達成をサポートするわけですが、 コーチ自身が自分の基盤を確立していないと、 とても他人のお世話なんてできるはずもありません。 だからコーチは「自己基盤=パーソナル・ファウンデーション」 の形成が大事なのです。 で、そのパーソナル・ファウンデーションを磨く要素の中に 「統合性」というものがあります。 平たく言うと「自分らしさを持つこと」。 樹木で言うと、太い幹に当たる部分です。 幹が太いということは、それだけ地面に根っこが張り巡らされており、 だから枝や葉っぱが元気に生い茂るわけで。 この「統合性」が備わっていないと、 いつもフラフラしてしまって考えがまとまらない。 結局「○○さんが言ってるからそれに習おう」とか 「TV番組で紹介されたからそれが正しい」とか、 自分のよって立つところで判断ができなくなるんです。 「自分らしさを保つ」ことで、他者から影響を受けずに 他人にも誇れるような、自分らしい生き方ができる。 言えば簡単なことなんですが、 「じゃあ『自分らしさ』って何だろう?」と考え始めると、 意外としっくりくるフレーズが出てきません。 今日、マイコーチとこのことについて話をしました。 コーチ「じゃあさ、まさやんが感じる『自分らしさ』って何?」 まさやん「うーん、そうなんですよねぇ…。 いつもここで考えがまとまらないんですよねぇ」 「たとえば仕事なんかでは、『顧客の立場に立って』とか 『打てば響くような』といった言葉が出るんですが…」 コーチ「なるほど。それもアリかもしれないけど…。 でもそれって、枝葉の部分じゃなぁい?」 まさやん「あぁ、それは枝葉なんだ…」 コーチ「もっと根源的なもの。それが『自分らしさ』。 『これだけは絶対に譲れない』という、自分自身のコンセプトを言うんだよね」 まさやん「…そういえば、最近、胸に響いた言葉に 『三方良し』というのがあるんですけど…」 『三方(さんぼう)良し』。 近江商人の間で古くから伝えられているポリシーです。 「自分良し」「他人良し」「社会良し」。 この3方向ともが良い状態になるように、と心がけると、 自ずと良い商売が成立するし、良い生き方ができる、というもの。 今風に言うと「Win-Win」の関係ですね。 コーチ「おおぉ、そういうことですよ。 そのフレーズは僕の自分軸にも通じるなぁ。」 マイコーチからも承認されました。 この『三方良し』が、自分にとっての「統合性」の象徴なんだ、 と改めて言葉を噛みしめたことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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