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テーマ:コーチングの世界(9)
カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
先週、マイコーチとの今年初めてセッションをしました。
「年始めということでもないんですが…」 と切り出した僕は、 ・元来飽き性であること。 ・今までも4~5年で部署を異動していること。 ・現在の職場も4年目を迎えていること。 ・そろそろ別の部署に異動しても良いかな、と考えていること。 ・次の異動先は教育・研修関係を司りたい、と思っていること。 をマイコーチに話していきました。 「なるほど、なるほど」と連発していたコーチが、ふと、 「それで、まさやんはどうして教育・研修をやりたいの?」 と問いかけてきました。 そこで、僕の会社がお世辞にも教育に無頓着であり、 それが組織のセクショナリズムを呼び起こして、 社員のやる気を削いでいる、 そういった現状を何とか払拭したい、と説明しました。 すると、やおらマイコーチの言。 「そりゃあ、まさやん、会社の風土の問題だよ。 難しいんじゃあないの?」 やおら「難しいんじゃあないの?」というネガティブな返しが マイコーチの口から出てきたんです。 「あ…。…風土の問題…ですか?」 「そう。風土の問題は、解決するにはとても時間がかかる話。 あなたが20~30歳代なら、私も後押しするかもしれないけど、 40代になってから、それにとりかかるには、ちょっと遅すぎだと思う。 それよりも、今あなたが取り組んでいることを深めていく方が、 将来の第2の人生のライフワークにもつながっていくんじゃないかな」 コーチはクライアントのビジョンや目標達成を 促進することが信条。 しかしマイコーチは僕に「考え直せ」、と言うんです。 「コーチは、クライアントにとって良くないことが予見されたら クライアントの行動を止めることもありなんだよ」 うーむ。さすが日本のコーチの第一人者です。 僕自身の飽き性のところや 中途半端な実績でトンズラすることの弊害なんかを 全部お見通しでした。 何よりも、僕の立場に立ってアドバイスをしてくれる安心感。 改めてマイコーチの偉大さに感じ入りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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