こんぱすコーチの全方位日記

先週土曜日の次男の卒業式もそうでしたが、
金曜日の長男の卒業式でも、
卒業ソングとして『旅立ちの日に』が歌われました。

この曲、実は埼玉県のとある中学校で生まれたんだそうです。
以前から、ヨメさんに「埼玉県で生まれた卒業ソングがある」
という話は聞いていましたが、これがその曲だった、
というのは実は今回初めて知りました。

今から20年ほど前になりますが、
当時、荒れていたその中学校で、
何とか元通りの校風に戻そうと校長先生が東奔西走していたのですが、
当初は白けていた生徒たちも先生たちの熱意にほだされて、
卒業する頃には手のかからない生徒たちにずいぶん成長したんだそうです。
そのときにオリジナルの歌を贈ることを思い立った校長先生が、
卒業する生徒へのメッセージとして作詞し、
同じ中学の音楽の先生がメロディーを付けたのがこの曲。

最初はその中学校だけで歌われていたのが
近隣の小中学校に広まり、そのうちメディアにも紹介されて
一気に全国区になりました。
それまでの卒業ソングの定番だった『仰げば尊し』や『贈る言葉』を抜き去り、
今ではどの学校でも歌われるようになったんだそうです。

地元埼玉が生んだ卒業ソングですから、
まさか歌わないわけにもいきますまい。
YouTubeでいろんなバージョンがアップロードされていますが、
とにかくメロディラインが素晴らしい。
卒業式のシチュエーションで、この曲をわが子が歌っているのを聞くと、
どんな猛者でもホロッと来ます。

一昨年にSMAPがCMで歌って一世風靡したようですが、
今もNTTのCMやDSのソフト『友だちコレクション』のCMで
流れていますよね。


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