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カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
入社して間もない社員とのセッションで、
彼がある悩みを抱えていることがわかりました。 その悩みは、誰もが抱えるような内容です。 思わず手をさしのべたくなります。 そこをグッとこらえて出た質問。 「君の悩みを解決するために、僕が手伝えることは何?」 意外にも、この質問が彼にはヒットしたようです。 「親子ほどの年齢が異なる上司から、 まさかそんな質問が出るとは思いませんでした」と彼。 今までの思い詰めていた表情が、 やおらほぐれていくのがわかりました。 コーチングを学びだした頃に、 「立場が上の人間から『私がフォローできることは何?』 という問いかけは、かなり有効である」 とはあちこちで聞く機会があったのですが、 そしてこれまでもここ一番と言うときに実践はしていたのですが、 今日ほど相手に強烈なインパクトを与えたのは初めて。 何だかこちらまで嬉しくなってしまいました。 セッションの最後に彼はしっかりと僕に 「こういう場をつくってもらないか」とリクエストしてきました。 それは、「ようし、ひと肌脱いでやろう」 と思わしめるような、頼もしい内容のリクエストでした。 彼のますますの成長に期待をしつつ、 彼のリクエストに応えたいと思います。
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