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テーマ:近代化遺産を歩く(146)
カテゴリ:検見川無線送信所
雲一つない上天気になったものの、
折からの季節風が吹き荒れ、一気に冬になったような昨日、 予定どおり「検見川送信所を知る会」のイベントが行われました。 会場となった検見川公民館に昼過ぎに到着すると、 あらかた準備は終わっており、 僕は副代表とともに、公民館隣の検見川小学校前で 下校する児童たちに「モールス信号体験」を呼びかけるビラを配布。
彼らはいちように「???モールス信号…??」 とピンとこない様子。 そう、今の子どもたちは「モールス信号」という言葉すら知らない ということを改めて知りました。 そんな中でも興味を持ってくれた数人が、公民館に立ち寄ってくれ、 送信所OBの手ほどきで、 自分の名前をモールス信号で打電するワークに取り組みました。 みんな一生懸命に取り組んでおり、飲み込みも早かったようです。 新聞記者も数名が取材に訪れ、 さっそく今朝の読売新聞千葉版と千葉日報に報じられています。 読売新聞千葉版 千葉日報 さて、イベントには地元の県立高校2校の放送委員生徒も取材に来訪。 聞けば、千葉県の高校放送コンクールに出品する番組制作を行っているとかで、 2校とも題材を「知る会の活動」に置いたとのこと。 僕も僭越ながら個別取材を受けました。 それにしても、彼らのすがすがしい態度に こちらまですがすがしくなりました。 理知的で、それでいて素直で明るく振る舞う彼らを見て、 よくよく考えてみれば僕の子どもと同世代ということに気づき、 彼我の差を感じたものです。 その後、10年ほど前に千葉大学の学生が主体になって開催したイベント 「アートプロジェクト検見川送信所」の記録ムービーをはじめ、 送信所を取り巻くさまざまな映像資料を映写、 来年に向けた「知る会」の活動方針について意見交換を行いました。 そして20時過ぎに場所を検見川送信所に移し、 煌々と下界を照らす月光のもとで検見川送信所をバックに お月見会と洒落込み。 寒風が吹きすさぶ中ではあったものの、少量のアルコールを入れて、 和気あいあいと語らいが続きました。 今回のイベントは急に開催が決まったものなので、 集客も大きくは考えておらず、こぢんまりとした規模になりましたが、 それでも僕にとっては久々に顔を合わすメンバーさんと さらに親睦を深める良い場になったと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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