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テーマ:首都圏の鉄道(136)
カテゴリ:鉄道
月に一度、定期的に利用するJR川越線の川越-大宮間は、
都内方面から大宮へ向けて走っているJR埼京線と一体となって 列車ダイヤが編成されています。 この路線は、東北新幹線が埼玉県内に建設される際、 ルート上の沿線では騒音や日当たりが悪くなる等の理由で 建設に猛反対する運動が巻き起こり、 当時の国鉄が建設の見返りに、鉄道希薄地帯だった沿線に 新たな在来線を併設することを提案、 それが現在の埼京線です。 折りしも全線非電化だった川越線のうち、 大宮と川越の間を往来する利用者が増えてきたため、 スピードアップを図るために電化が計画されました。 その2路線が一体運用することを前提に新設・改良工事が行われ、 晴れて営業開始したのが1985年。実に30年近い年月が経ちました。 この間、路線は新しいながらも、各列車に使用される車両は、 山手線など他の路線で使われていた中古車両ばかり。 それがこのほど、ようやく埼京・川越線専用に新製された車両が デビューすることになり、6月から走り始めました。 既にJR中央線や京浜東北線で走っている車両と同型なのですが、 従来車のお古とは違い、今回は埼京・川越線のために作られた、 れっきとした新製車両です。 そして今日、大宮へ行く折に、川越駅のホームで待っていると、 ラッキーなことに入線してきた列車は、その新車両でした。 埼京・川越線で営業開始したE331系 posted by (C)まさやん6312 けっこう浸透しているんだ、と思いきや、 この後、すれ違う列車は従来車両ばかり。 調べてみたところ、 年度内にすべての車両が新車両に置き換わるそうですが、 現時点ではまだ数編成しかリリースされておらず、 なかなか出会うチャンスはないそうです。 まだまだ希少価値のある車両なんですね。 かなりトクした気分を味わいました。
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最終更新日
2013年07月21日 22時07分42秒
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