テーマ:ニュース(99476)
カテゴリ:社会問題
4月29日の日記にJR西日本による脱線事故について会見のことを書いたが、
罵声を浴びせた記者がいたことを読売新聞が認めた。 <尼崎脱線事故>読売新聞が「罵声記者会見」でおわび掲載 記者会見での罵声も気になったが、 今回の脱線事故から報道する側は何か取材方法について教訓を得たのだろうか? 救助の邪魔にならないようにヘリコプターを飛ばさないとか、 血を流している乗客をカメラで追わないとか、今後は改善されるのか? 今回問題となった記者だけが「スケープゴート」になるのでは、 記者会見でJR西日本を責める記者と同じ誤りを繰り返すことになる。 今後も事件、事故で同じことを繰り返すのではあるまいな? ミスをした運転士に事故を防ぐ教育が必要であるように、 誰かが事故や事件を報じる必要はある。 だから私は運転士への再教育や報道そのものを否定するつもりはない。 問題はそのやり方、内容だ。 JR西日本の場合は日勤教育が誤った方向に向かってしまった。 「ミスに対する恐怖」を運転士に植えつける教育は、もはや教育ではない。 運転士に脅迫的観念を植えつけるだけだ。 確かにJR西日本には今回の脱線事故で責められても仕方ない部分が多くあった。 脱線した列車に乗っていた運転士二人が「逃亡」して乗客を救助しなかったなど、 多くの人が怒りを爆発させた。 今後も警察や事故調査委員会がその暗部を一部でも明らかにするだろう。 報道もJR西日本とともに誤った方向へ進んだ。 今回の報道を今後の反省とすべきだ。 今後「報道はどうあるべきか」という点を、 報道各社はよく考えてもらいたい。 ***現在掲示板と日記コメントは閉鎖しています。悪しからず。 意見があればメッセージでどうぞ。 今のところメッセージは全て読んでいます。 トラックバックも受け付けています。ただし殺人を正当化しない人に限ります。削除もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.05.13 15:19:40
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