カテゴリ:テレビ
6月30日の「爆問学問」はゲストが阿川尚之。
彼は慶応大学で日米関係史を専門としている学者。 阿川佐和子の兄と言ったほうがいいかもしれない。 この番組では珍しく、議論がヒートアップ。 イラク戦争に関する大量破壊兵器の話題で、大田がアメリカの誤りを指摘。 この大量破壊兵器に関しては、私も以下のページで書いた。 イラク戦争とその意味 イラクに大量破壊兵器は無かった。 アメリカは確かに間違いを犯した。 阿川氏の言うインテリジェンス(情報)は間違っていた。 その証拠(エビデンス)を元に、多くの人は死んでいった。 大田は「ごめんなさいで済むことじゃない!」と激怒。 私もテレビを見ていて同じことを感じた。 阿川は「どこの国も(大量破壊兵器)があると思っていた」と弁明。 実際に多くの人が死んでいることを思えばこの言い訳は苦しい。 アメリカの誤りになると「そんなことはどこの国でも」という意見は多い。 主にネット右翼がよく使う手だ。 阿川もその手を使っていた。 アメリカを「いろんな意見がある国」という阿川。 その割にはアメリカの肩をもちすぎではないか。 確かにアメリカは偉大な国だ。 しかし多くの過ちも犯している。 その過ちを、阿川氏はもっと素直に認めるべきではないか。 オバマが今困っているように、戦争は引くタイミングが難しい。 「戦争は外交の一部」などと戦争を正当化する人には理解できないかもしれない。 この番組で思ったこと。 それは「慶応に行かなくてよかった」ということだ。 阿川が教授なら、毎日が憂鬱だろうから。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.07.06 13:24:07
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