遡って書いています。
続けて9月26日。
不安の種は、不安がっているといくつでも沸いてくる。
あれが片づいたら、次はこれ、
不安の気持ちが消えない限り、
限りない。
そう分かっていても、不安なときはどうしようもない。
自分の生活の不安もあるんだけど
毎日ネットにつながらなかったり、自宅不在で電話につながらなかったりすると、
親や、大切な人たちのことが心配になったり。
連絡しようかと思っても、大病を患っている恩師など、
病状が思わしくなかったらと思うと、心配で怖くて連絡できない一方で、
しばらく連絡の取れない状態でいると、その間に何か起きていはしまいかと
これまた心配になる。
人にはアドバイスできるのに、自分はどうも、深みにはまってしまって
なかなか抜けられない。
とりあえず、深呼吸。
さて、8月22日の北の小島。
今日、友達3人衆は海水浴へ。
私は家に残り、勉強。まあ、そのつもりで来たんだし、一日ネットも何もなくて、
家に残れば本を読むだけ。
泊まっているところは農家。北の小島で農家っていうのも、
土地の制限があって、更に、ダムや堤防が整ってなかった時代は、
秋から早春にかけて、よく洪水が起こっていたらしい。
「家の前まで水浸しってよくあった」と、叔母さんはいっていた。
歩いて15分くらいのところに海。そこから家までの畑、全部塩害でパーな訳か。
牛には良いのかしらね。
毎朝、牛は列をなし、道路をのろのろとその日の目的地まで歩き、
決まった畑で草をもぐもぐ。
大抵、泊まっている部屋の窓から見える畑にいる。
そして夕方、ぴったり5時、笛の音で集められた牛はまた、
のろりのろりと一般道を一列になって帰ってくる。
不思議だよねー。
先頭は牛。最後に自転車で、叔父さんが後からついてくる。
先頭の牛、どこに行くべきか、知っているんだよね。
本当に不思議です。