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2023年04月14日
カテゴリ：家族
昨日は朝からずっと気が重い日でした。
午後１２時半頃にF大学病院岡崎医療センター隣の駐車場に着きました。 妹たちと約束は１２時５０分にロビーで集合なので少し車の中で待とうかなと思っていたら、一番下の弟（次男）が通りがかりました。次男は母を説得するためにわざわざ忙しい仕事を休んで来てくれたのです。次男と合流して病院の総合受付近くのロビーで妹を待ちました。さえパパは車を運転して来てくれましたが、そのままお散歩へ行きました。次男は会社の社長さんに母の病状を話すと「出来ることは何でもしてあげなさい」と快く休みをくれたそうです。そして普段は滅多に会話をしない上の弟（長男）が「俺は休みが取れないから代わりに母さんに手術を受けるように説得してきてくれ。もしダメだったら土曜日に俺が行くから！！」と頼まれたそうです。 妹が合流したので総合受付で名前を書いて名札をもらってエレベーターで７階へ上がりました。インターフォンを押して名前と要件を伝えると自動ドアを開けてくれて談話スペースで待ちました。暫くすると看護師さんと一緒に母が歩いてきました。先週の土曜日に妹と一緒に来たときは車椅子に乗って点滴や管がたくさんつけられていたのに、昨日は歩いていて少し元気な様子で驚きました(@_@) 母は「あらみんなで来たの？？」とニコニコして言いました。 私が「お母さんがバイパス手術を拒否していると担当医から電話をもらったから妹の休みに合わせて、弟も心配して仕事を休んで来てくれたんだよ！！」と言うと、 「あらまあ、それはご苦労様だったね」とお気楽に母は言います💦 妹が「お母さんが絶対に手術したくないって駄々をこねているから、みんなで話を聞きに来たんだよ。お母さんどうして手術したくないの？？何が一番怖いの？？お金の心配なら要らないよ。何が嫌なの？？」と聞きました。 母は「だって手術したら入院が長引いてすぐに帰れないんでしょう！！私もう入院は嫌だから１日でも早く家に帰りたい！！あんたたちは先生に私を説得するように賄賂でももらったの？？」と子供みたいなことを言うので腹が立ちました。 私が「今家に帰っても今まで通りの生活には戻れないんだよ。家に帰ってまた心筋梗塞を起こしたらもっと酷い状態になってもう一生寝たきりになっちゃうかもしれないリスクがすごく高いんだよ。早く元気になりたかったら少し我慢して手術を受けて１ヵ月くらい入院したらまた元気に戻れる可能性があるんだよ。今ちょっと入院を我慢したらその方が近道なんだよ。次に倒れた時にはもう手術も出来ないくらい手遅れになるかもしれないよ。弟達も私達もお母さんが心配で少しでも元気になってほしいからみんな手術してほしいと願っているんだよ！！」と言いました。 弟も「兄貴も凄く心配していたよ。早く元気に戻って来てほしいんだよ。だから頼むから手術してほしい」と言いました。 母はまだ納得できずに、ぐずぐず嫌がっています(;´･ω･) そこへ妹が「お母さんがこのままの状態で帰って来るなら２４時間誰かが介護しなくちゃいけなくなるんだよ。お姉ちゃんがしてくれたらきっと嫁ぎ先のことが何も出来なくて離婚されちゃうかもしれないんだよ。弟も仕事を休んでばかりいたらクビになってもう働くところなくなるかも。子供の人生が狂うよ。私が働く老人施設もこんな病状の悪い人は拒否されるから施設にも入れないよ。せっかく医者が今ならギリギリ手術ができると言ってくれているんだから、この機会をのがして次に心筋梗塞が起きたらもう寝たきりになるしかなくなるんだよ！！そうなったら転院して別の病院でこの先も一生入院だからね」ときっぱり言ってくれました。 看護師さんが「良かったら担当医からもう一度病状とバイパス手術の説明をしてもらいますか？？」と声をかけて下さったので、お願いしました。 妹が「不安なことがあったら先生によく確認するんだよ！！」と母に言いました。 母は子供みたいに「イヤだなあ。やりたくないなあ」と口を尖らせています💦 相談室へ移動して、担当医からもう一度カテーテル検査の映像と正常な心臓のイラストを見ながら病状を詳しく話していただきました。やはり心筋梗塞を起こした時に左の心臓の大きい血管が塞がってしまい、奇跡的に右の心臓から細い血管が伸びて何とか心臓を止めずに繋いでいること。心臓の半分は働いておらずこのままではとても危険な状態だと母にもわかりやすく説明してくれました。だから手や足の血管を心臓に移植して血の通り道を最低でも２箇所は作ること。その方が今後の生活も不自由が少なく元に近い生活ができる可能性が高いことを伝えて下さいました。 母は「手術をしたらどのくらいで退院できますか？？１日でも早く退院したんですが」と一番気になっていることを聞きました。 担当医は「今日これからでも造影剤を入れて術前の検査の仕上げをして、それでも外科医の手術が混んでいるからGW前後の手術になる予定。術後の経過が良ければリハビリしながら５月中旬から末には帰れるかもしれない」と言われました。 母はまた子供みたいに「えーー？？まだそんなに入院するの？？」と不服そうです。 すると弟が「そのくらいなら我慢できるでしょ！！今返事しないと手術の順番がもっと遅くなって入院がさらに長引くんだよ！！だからもう今決めたほうがいいよ」と母を諭してくれました。 担当医は席を外して私たち家族だけで話し合う時間をくださいました。 妹も「ここでお母さんが承諾してくれないと次が休日に長男が来て『いい加減に手術を受けろ！！』ってお母さんはきつく叱られるんだよ。それでもだめなら次は婿２人が説得に来るんだよ。もうあきらめてやるしかないよ！！」と言いました。 そこまで妹や弟に言われて母は仕方なく渋々「もう手術するしかないのか💦子供に説得されるようになるなんて情けないね・・・」とあきらめた様子でした。 私は母に「お父さんの癌の時は見つかったときにはもう転移して手遅れで手術も出来なかったんだよ。お母さんはまだ医者が手術ができると言ってくれている時に見つかったんだから本当に運が良かったんだよ。感謝しなくちゃ！！」と言いました。 そしたら妹が「３月２３日（木）にお母さんから胸が苦しいと電話をもらう前日に、久しぶりにお父さんが夢に出てきたんだよ。それでお母さんのところへ様子を見に行かなくちゃいけないなあと思っていたところだったんだよ」と言いました。 私も「３月２４日（金）の朝方ちょうど紗愛理が夢に出てきて紗愛理が帰ってきた夢を見ていたんだよ。そしたら目が覚めてすぐにお母さんから体調が悪いから今日来てほしいと電話をもらったんだよ」と言うと、みんなで驚きました。 医師の診断では母は２１日（火）の夜中に心筋梗塞を起こしたようです。私は２４日（金）に母を地元の町医者へ連れて行きそのまま救急車で運ばれこの病院へ入院することになったのです。もしかしたら手遅れになるところだったのですΣ(ﾟДﾟ) これはただの偶然なのでしょうか！？ 私たちはきっと天国の父と紗愛理が母の身体の異変を知らせるために、妹と私の夢に出て来てくれたとしか思えませんでした！！ 今回はかなり母を脅迫した形で強引に説得してしまいましたがきっとこうなることを父も紗愛理も望んでいたと思うのです！！母が苦しまず少しでも元気で長生きできることを父も紗愛理も天国から願ってくれているんだと思いました☆彡 私は「だからお母さんはまだこの世にいなくちゃいけないんだよ。お父さんと紗愛理がそのために私たちに知らせてくれたんだからね！！」と母に言うと。 母は「そうだね。我儘ばかり言っちゃいけないね」とようやく納得してくれました。 看護師さんに手術を受ける旨を伝えると先生に伝えて「術前検査のため早速点滴をして造影剤を入れますね」と言って下さいました。看護師さんは母と一緒にエレベーターホールの前まで来て私たちをお見送りして、母を検査へ連れて行きました。私たちは駐車場で分れてそれぞれ家に帰りました。約１時間半の面談でした。 忙しい妹と弟にも仕事を休んでもらってまで母の病院へ来てもらって本当に良かったです！とりあえずこれで今回は３人で母を説得した甲斐がありました！！あとはこのまま母の気が変わらず、また検査で異常が見つからずに無事に心臓バイパス手術が成功することを願うばかりです。本当はこれが最善の方法なのか、母の言う通り手術はしない方が最善なのかは誰にもわかりません。あとは医学を信じるしかありません。お父さんとさえりん、私たちに出来ることはこのくらいですがあとは母を頼むね！！ （さえりん生後２ヵ月 泣いてる(´；ω；`)ｳｯ…）  いつも温かいコメントありがとうございます  さえママへのメールはこちらから にほんブログ村、応援おねがいします！！ この「さえりんの部屋」を一人でも多くの方に読んでいただき、 交通死亡事故で悲しむ人がもう増えませんようにと心から願っています！！ さえりんをクリックしてください！！  にほんブログ村 さえパパの「可愛いさえりん１分間動画💛」ぜひ見にきてね！！ さえりん動画はこちら   にじいろ会公式ホームページが完成しました！！ よろしければ以下のリンクからご覧下さい。
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