|
カテゴリ:├コーチング・優位感覚
前回から間があいてしまいましたが、「優位感覚(学習スタイル)とピアノ指導法」を再開します。
第一回 視覚系については→コチラ 「ムジカノーヴァ」にも書かせていただきましたが、わがピアノ教室では、優位感覚(学習スタイル)を取り入れたレッスンをしています。 優位感覚とは、「物事を取り入れやすい感覚」のこと。コーチングでは、 ・視覚優位 ・聴覚優位 ・言語感覚優位 ・触覚優位 の4つがあります。 今日はそのうちの2つ目「聴覚優位」の生徒への指導法をご紹介します。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 聴覚優位の生徒への指導法 耳から情報を取り入れ、学習するタイプの生徒は、目で見て判断したり、メモを取ったりすることが苦手。「いくら書き込みしても直らない!」という生徒は、聴覚優位の可能性大なので、 ・「楽譜をちゃんと見て!」というより、「自分の音をよく聴いて」という ・先生が何通りか弾いてそれを聴かせ、選ばせる ・「他の楽器に例えると何の楽器の音になる?」「小川のサラサラ…っていう流れのように」など具体的な音を参考にしたり、擬音を使ったりする 等の指導が有効です。 初期の生徒さんは、耳で曲を覚えて弾く傾向があるので、譜面が読めているか要チェック! 聴覚優位の生徒の見分け方 ・読譜をしたがらず、すぐに「先生、弾いて」という ・音に敏感。周りがうるさいと集中できない ・コマーシャルで流れている曲などのフレーズを、よく歌っている ・特に訓練していなくても、音感が良い みきぱんの周りの聴覚優位の人たち その1・息子(聴覚プラス触覚系) ・ピアノをやっていないにも関わらず、異常に音感がいい ・よく歌を口ずさんでいる ・周りがうるさいとテレビに集中できないらしく、常にイヤホンをしている ・隣の部屋での話し声も聞こえる ・すぐ人にきく(マニュアルを読まない) ・リスニングテストのとき、周りの人の鉛筆書きの音を聞いて、回答がわかるという特技がある!(褒められたもんではありませんが^^;) その2・ピアノの上手な友人 ・彼女がメモを取っているのを見たことがない ・人が弾いている曲の、音の違いがすぐにわかる。非常に耳がよいです ・音源がないと、曲のイメージがつかみづらいとか ・新しい曲に取り掛かるとき、まず音源を聞いて頭に叩き込んでから譜読みにはいるそうです 次回は言語感覚系です! ※ただいま、ヤマハ横浜店で、青木理恵コーチ・保科陽子コーチ・木下尚子コーチによる「コーチングサロン 優位感覚」セミナー4回シリーズを行っています。第2回目は5月29日です。ちょうど、聴覚系についてのセミナーになります。ピアノの先生だけではなく、保護者の参加も可能だそうです。興味のある方は、ぜひどうぞ。 詳しくは→コチラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.14 21:06:39
コメント(0) | コメントを書く
[├コーチング・優位感覚] カテゴリの最新記事
|