カテゴリ:旅日記
バイヨン寺院の回廊にも、アンコールワットに引けをとらない美しいレリーフが刻まれています。 これは第一回廊に描かれているクメール軍(カンボジア)とチャンパ軍(ベトナム中部)の戦い。帽子をかぶっていないのがクメール兵で、兜をかぶっているのがチャンパ兵士だそうです。 1177年、クメール王国はチャンパ軍の急襲にあい、4年間にわたって占領されるという憂き目に遭いました。 ジャヤヴァルマン7世は即位すると、チャンパ軍を都城から追い払うと、逆にチャンパ王国に攻め入って属国としたそうです。 バイヨン寺院はそのジャヤヴァルマン7世によって建立されたのだと思うと、このレリーフにより一層、迫力を感じます。 チャンパ王国は、真保裕一の「黄金の島」でシクロ乗りの少年が誇りを持って語る憧れの祖国として描かれていました。バイヨン寺院で、チャンパ兵のレリーフを眺めるとなんともいえず感慨を覚えました。 カメラ: Canon EOS Kiss Digital N レンズ:TAMRON AF 18-200mm F/3.5-6.3 撮影モード: プログラムAE シャッター速度: 1/200 絞り数値: 9.0 測光方式:中央部重点平均測光 露出補正: 0 ISO感度:400 人気blogランキングに参加しています。よかったらクリックしてみてくださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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