日本と世界を行ったり来たり

バンコクに、今月開業した、新しい高架電車があります。

パープルラインと呼ばれています。

日本のODAによる資金援助で建設されました。

せっかくなので、今月バンコクに行った際、

乗ってきましたよ。

まず、地下鉄で、北の終点、バンスー駅に向かいます。

そうそう、地下鉄は、MRTという会社が運営しているので、MRTって呼ばれていますが、

これから乗りに行くパープルラインも、MRTの経営です。

地下鉄でバンスーって、初めて行きましたよ。

地下鉄の駅を出ると、国鉄の駅があるのは知っていましたが、

うわっ、ローカルな雰囲気が出ています。

写真の右側、ちょっと切れていますが、

屋台が出ていて、近くの皆様が食事をしています。

ローカルマーケットといった雰囲気。

駅名票はは、バンスー・ジャンクションとなっています。

路線がわかれるんでしょうね。

さて、今回開業したパープルラインは、ここバンスーではなく、

タオプーンという駅から、クローンバンパイという駅まで開業しました。

バンコク北部から、北西方向に線路が伸びて、

バンコク近郊のノンタブリ県を走ります。

将来、今乗ってきた地下鉄がタオプーン駅まで延伸され、

パープルラインと乗り換えができるようになりますが、

今はできません。

バンスー駅とタオプーン駅は、1キロ以上離れています。

そこで、無料のシャトルバスが登場しました。

バンコクバス公社の冷房車が投入されています。

タイ語の表示しかありませんが、

表示が紫色なので、なんとなくわかります。

結構な頻度で、運転されていますよ。

無料のシャトルバスの投入って、

気の利かないことの多いタイにおいて、珍しいですね。

タイ政府としても、MRT社にしても、

日本のODAを利用して建設をしましたから、

利用率を上げる必要に迫られたんでしょうね。

何にせよ、少しは便利になりますから、いいことです。

これに乗って、5分くらいすると、タオプーン駅に到着です。

真新しい駅舎に、掲示物に紫色が目立ちます。

さー、いよいよ、パープルラインにご対面ですよ。