|
カテゴリ:ラーメンの食べ歩き:文京区
久しぶりに学校から歩いて文京区へ参った。目標は丸の内線茗荷谷駅にある「麺蔵 兵右衛門」だ。あまりマスコミに取材されないようだが、地元の人から高い評価を得たそうだ。それに、取材されないとはいえ、ラーメン ガイドに載せられたことも少なくないようだ。
店主は浅草にある有名な背脂系ラーメン屋「弁慶」で修業したことがあるそうだ。しかし、店主が自慢するのは、重ねた研究で出来上がった自家製麺だ。 自家製麺のレベルを確かめるため、特もりそば、多めを注文した。特というのは、ちゃーしゅう、めんま、玉子、のりを増量することだ。並盛は150gだ。多めは1.5倍だ。もっと多めは2倍だ。同じ値段で麺の量が選べる。 さすが麺に自慢した店だ。平打ちの太麺はうまい。歯切りかよいし、芯も感じられる。つけ麺で食わないと麺の美味しさがわからなかろう。しかし、湯切りがよくないので、ちょっと減点した。 厚切りと薄切りの二種類のチャーシューがある。薄切りのほうがすぐドロドロになってしまったが、厚切りのほうが柔らかいのにドロドロにならない。 メンマの量もほかの店より多いように感じられる。味付もよいし、歯ごたえもよい。麺以外、一番パンチがあるのはメンマであろう。また半熟玉子もうまい。 つけ汁には背脂がたくさん入ってある。しかし、スープの味はご主人の修業先と言われた弁慶のトンコツ味ではなく、東池袋大勝軒系の魚介味だ。背脂がたくさんあるのに、さっぱりしながら、コクが感じられる和風スープだ。スープ割のスープは別の皿に入れたので、自分で味が調整できる。 かなりレベルが高い店だと思う。しかも千円を越えないので、値段も合理だ。たぶん場所のせいで、午後2時なのに客がいなかった。もし学校に近い場所でやれば、通う店になれるぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.11 18:59:47
コメント(0) | コメントを書く
[ラーメンの食べ歩き:文京区] カテゴリの最新記事
|