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カテゴリ:光圀の諸国への旅
しののめヌードルを出た後に、錦糸町に戻り、半蔵門線に乗り、次の場所へ移動。 水天宮前を降りた。この界隈を降りたのも、1年半ほどぶりだった。そのまま水天宮へ参拝。福岡県久留米市にある久留米水天宮の分社であり、子授かり、安産祈願で有名。2013年から改築されたが、2016年から今の社殿は開放された。正殿のすぐ近くに屋根があり、ベビーカーを置くための「駐車場」が設置された。まさに赤ちゃんを連れて参拝しに来る夫婦のためのものである。これから出産の家族のために参拝。 主祭神は、天御中主神、安徳天皇、高倉平中宮(建礼門院、平徳子)、二位の尼(平時子)である。天御中主神は、『古事記』では冒頭の記述において天地開闢の時に最初に現れた神であるという。水天宮は天御中主神を主祭神としている。二位の尼は、平清盛の継室であり、平氏が滅亡した壇ノ浦の戦いで安徳天皇を抱いて海に投身自害した。安徳天皇は、歴代の天皇の中で最も若くて崩御し、かつ戦乱で落命したことが記録されている唯一の天皇であるという。建礼門院は平清盛の娘で、安徳天皇の母であり、壇ノ浦の戦いで海に投身自害しようとしたが救助された、あるいは二位の尼から、平家一門の菩提を弔うために生きるよう命じられたという。いずれにせよ、罪を問われずに、のち出家して直如覚尼と名乗った。 境内の寳生辨財天(市杵島姫神社)は久留米藩の有馬家下屋敷に祀られていた辨財天を祀る。水天宮の辨財天は日本橋七福神の一つである。なお、ここでの有馬家は、有名なキリシタン大名の有馬晴信と関係なく、摂津有馬氏のことである。今の宮司有馬頼央は、有馬家の第17代当主であるという。 境内社の火風神社、秋葉神社、高尾神社。 子犬を見つめる母犬の像「子宝いぬ」を撫でると子宝のご利益があると言われる。 安産子育河童は、お母さんが赤ちゃんを抱えているカッパということである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.08 21:05:29
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