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カテゴリ:国内旅行
![]() ![]() ![]() 国宝、かつ世界遺産でもある姫路城は、赤松氏が築城したとか、小寺氏が発端とか言われているらしい。黒田氏の官兵衛の時に築城したのが本格的な城郭とも言われている。 しかし現在の様な威容を誇る天守を築いたのは池田輝政であり、関ヶ原の合戦の後に姫路に加増移封されてからのこと。 まだ外様の毛利氏や九州など豊臣恩顧の大名が幅を効かせていた時代に、西の守りの要になる城を造らされた池田輝政は、西の大名達がとても攻め落とせないと思う様な巨大な城を造った、というか造らざるを得なかったのではないだろうか。 ちなみに明石城などの支城も沢山あり、これらの城郭が連携して守りを固め、西国に睨みを効かせるに十分だったと思う。結局この城は江戸時代以降一度たりとも戦いに使われていない。 ![]() ![]() これで、僕は松江城以外の国宝の城は全て訪問したが、中でも桁違いに城郭が大きい。姫路よりも熊本城の城郭の方がやや大きいのかもしれないが、おそらく池田輝政は熊本城を見ていないだろうから、大坂城に配慮して大阪より少し縄張りを小さくして姫路城を造ったんだと思う。 とにかく広いし、階段が多いため、夏に観に行くのは避けたい。涼しい朝のうち、なるべく空いている平日が望ましい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.19 18:15:46
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