カテゴリ:自然と四季の彩りを楽しむ
日向灘の青島では、亜熱帯性植物群落として特別天然記念物に指定された群生が見られますが、この地にはもう生き残っているとは思ってもみなかったため、この花を見つけたときには我が目を疑い、胸が躍りました。 南房総を北限とする南方系の海岸丘陵地植物で、房総や三浦半島あたりには、まだ群生が残るのですが、和歌山を除き、西日本では海岸線整備によって姿が見られなくなった植物です。 自宅から、海岸線を1時間ほど南下した人の気配のない入り江の崖沿いに、わずか数株のコロニーを見つけました。 「ハマナタマメ」:マメ科 多年草 茎は丈夫な蔓状で、長くのびて巻きつく。葉は長い柄があり、互生して3枚の小葉があります。小葉はだ円形で、夏に葉のわきから長い柄を出し、その先端に淡いピンクの蝶のような花を多数つけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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