テーマ:たわごと(26756)
カテゴリ:想い出の書院
季節柄、この土地が海に面した観光地であることを、少し違う形で思い出すことがあります。
連日、当地を訪れる海水浴の家族連れや若者の車で、道路は結構混雑しています。 土・日ともなれば、場所によっては海辺の道路の片側車線は駐車した車の列で埋め尽くされたりもしますが、これはこれで夏の風物詩とでも理解しておきましょう。 けれども、人が去ったあとの海辺を歩くと、少々心境は複雑に・・・ 見慣れないスーパーの袋に詰め込まれたゴミや吸い殻、破れたビーチボールと焦げた花火の残骸が辺りに散らばっているのを目にします。 一番残念に思ったのは、捨てられた釣り糸に絡まって息絶えた鷺を見た時。 時々ですが、乱暴に掘り返して持ち去られた海岸植物もあります。 都会の喧噪を離れて、海や山に遊び、自然を満喫するのは大いに良いことです。 もしも、ほんの少しだけ自然に接するときに気配りができたなら、本当はもっと楽しい夏の想い出が作れますよ。 今日の花は、海岸性植物の蔓菜(ツルナ)です。 ツルナは、全国の海岸に広く分布している植物で、漢方として蕃杏(バンキョウ)、浜千舎(ハマジシャ)と呼ばれ、胃潰瘍や胃炎の薬になります。 また、若葉は和え物など、食用にもできる植物です。 「ツルナ」: ツルナ科 学名:Tetragonia tetragonoides (Pall.) O. Kuntze お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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