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カテゴリ:がんが自然に治る生き方
◎富、豊かさ その3
・ビジネスの成功 ・願望の達成! ~~~~~~ これまでの願望の達成法をまとめてみると・・・。 〇願い事を無限のパワーに植え付ける! これには、秘訣がありこれまでの方法では欲が絡むために意味がない。 〇これまでに積み上げてきたネガティブなエネルギーを浄化する! 日ごろから無限のパワーに感謝し、絶大なる信頼関係を持ち、維持する。 〇意識レベル=エネルギーレベルを高める! 成功に至る意識レベル=エネルギーレベルは数値になっているので励みになる。 〇人には思いやり絵お持ち、親切にする! 成功を託す人は人様になるのだから、自分の事のようにその人の成功を思い、何が何でもその人の成功を実現させる。 〇いつも上機嫌でいる! 今の心模様がそのまま鏡のように現実になるのだから、何が起きても上機嫌でいる。 今回は、この「いつも上機嫌でいる!」について、ストレスとの関連にもなりますが、ビジネスの成功にもつながりますので書きます。 マインドフルネス=気づきの瞑想の効果が20以上もあることが科学的にも実証され、ストレスの解消等の医療、教育、そして、実業界でも、世界的な企業が、業績の向上のために実践しているので、日本でも逆輸入という形で実践されています。 これは、これまでの効果のない能力開発や自己啓発のプログラムよりも、科学的にも実証があり、はるかに優れているので、喜ばしいことです。 マインドフルネスは、ジョブズ氏が30年も修業した禅の教えから発生しておりますので、奇跡の急成長を実現したアップル社の業績からもビジネスの成功 ・願望の達成には、必要不可欠の方法になります。 色々と調べておりますが、マインドフルネスのルーツは、道元禅師や白隠禅師に至ると思われます。 さて、人は、大きなストレスにさらされると、そのことにとらわれ、しばられ、身動きが取れなくなってしまいます。 これは、エゴの働き=心の癖(くせ)のためなのですが、その心の癖を冷静に観察し、「今この瞬間」の自分の思考や体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れると・・・。 つまり、マインドフルネスを実践していると、ストレスな場面においても否定的な感情や物事にとらわれ飲み込まれることがなくなります。 つまり、エゴの働きを冷静に観察することによって、エゴの働きに気づくことで、エゴの働きを弱めることができるのです。 世界中で実践されているマインドフルネスは、道元禅師の回向返照の退歩の前半の部分になります。 回向返照の退歩とは、あらゆる思考・感情・分別の心などの自我の想念が出てきたらその念に気づいて観察する実践になります。 次から次に湧いてくる思考や雑念に気づき、第三者の眼で、冷静に只(ただ)その思考や雑念を観察するのです。 その思考に反応しないで、振り回されることなく、ただ冷静に観察するのです。 これだけでも、エゴの力は弱まりますから、すごいことです。 道元禅師の教えは、さらに、その念が出てくる根源に意識を向けるのです。そして、その根源に意識をとどめておくのです。 「根源のパワー」という言葉があるように、心の根源には無限のエネルギーの塊(かたまり)があります。 これを無限のパワーとか本来の自己とか宇宙意識とか色々と言われています。エゴがひた隠しにしている万物の生じる無限のエネルギーの場です。 白隠禅師は、この場を、氣海丹田という言葉で、これは、氣の海の丹田ですから、私たちの心の根源からは、無限に氣のエネルギーが湧いてくる!と、表現しています。 白隠禅師は、臨済宗の中興の祖と呼ばれ、丹田呼吸や内観の四則、そして、軟酥(なんそ)の法で、自分の禅病(重度のノイローゼ)や肺結核などの難病にかかり、医者から見放され進退が窮まった時に・・・。 これらの手法で完治し、健康体を取り戻し、本来の能力を引き出し、五百年に一人の天才僧になった人物です。 ここで注目すべきは、マインドフルネスの瞑想では、呼吸に意識を向け、さらに、丹田呼吸が指導されている!というのですから、マインドフルネスは、白隠禅師の手法の良いところも取り込んでいることになります。 そのほかにも軟酥(なんそ)の法や、内観の四則があります。 軟酥(なんそ)の法とは、 酥(そ)とは、牛の乳を煮詰めて作ったバターのようなもので、良い香りのするもので、清い色をしており、柔らかく、卵位の大きさで、触ると温かく気持ちの良いものです。 次に、それを自分の頭の上にそっと乗せることをイメージします。 その酥が体温によってとろーり、とろーりと溶け出してくる。そして、何とも言えない良い香りとともに、ぽたーり、ぽたーりと体中にしたたり始めるのです。 その温かくて気持ちの良いこと。まるで、生きて極楽とはこのことかと思うほどです。 酥はゆっくりと、頭全体を浸し、首を浸し、肩を浸し、とろーり、とろーりと胸から背中に溶け出してくる。 酥がしみ込んだ場所は、どこもかしこも完全に癒される。五臓六腑の気のとどこおりや痛み、体内毒素がすべて洗い 流されてゆく。それから酥は腰を伝い、両脚を浸し、最後は足の裏に至ってついにとどまる。 続いて、こう想像しなさい。この酥が全身を浸している様子は世界中の良薬を集めて風呂をわかし、その中にどっぷりと体を浸しているようなものであると。こう想像すれば、心身壮快となり、さらにこれを続ければ、どんな病でも完治するであろう。 これを繰り返すことで、禅の境地に入り、万病が治るどころか、どんな道でも成就できるというのです。 呼吸や体を観察する瞑想(めいそう)であるマインドフルネスもさまざまな病気への治癒効果が実証され、集中力や仕事の効率や業績アップにつながるとして欧米企業も導入しているのですから、軟酥の法はマインドフルネスのルーツとも言えのです。 内観の四則の説明です。 1、我がこの気海丹田、腰脚足心、すべてに是れ我が本来の面目(めんぼく)、面目(めんぼく)何の鼻孔(びこう)かある。 2、我がこの気海丹田、腰脚足心、すべてに是れ我が本分の家郷(かきょう)、家郷(かきょう)何の消息かある。 3、我がこの気海丹田、腰脚足心、すべてに是れ我が唯心の浄土(じょうど)、浄土(じょうど)何の荘厳かある。 4、我がこの気海丹田、腰脚足心、すべてに是れ我が己身の弥陀(みだ)、弥陀(みだ)何の法をか説く。 この四則の意味は、「わが気海丹田、腰脚足心にこそに真の自己が宿っているのだ。同様に、この下半身こそ、なつかしい 故郷であり、また阿弥陀仏なのである。それどころか、この気海丹田、 腰脚足心そのものが心の浄土なのである」 白隠さんは「本来の自分」は、自分の中の丹田に宿っている! と、言い切っているのです。 気海丹田にこそ真の自己=「大いなる自己」=自分の中にいる「もう一人の本当の自分」が宿っている!と、断言して いるのです。 そして、丹田に、氣のエネルギーを充実させることが、 あらゆる難病を治し、あらゆる願望を達成し、あらゆる奇跡を 実現させる最良の方法なのです。と、後世に貴重なメッセージを 残しているのです。 白隠さんは、内観の四則や丹田呼吸そして、軟酥(なんそ)の法の実践で、五百年に一人 と言われるほどの大天才の高僧となり、誰も解けない禅の 難問を嘘のようにすらすら解いたのです。 ですから、彼は、五百年間に一人と言われるほどの天才僧と なり、臨済禅中興の祖と仰がれるような優れた人物になりました。 「駿河には過ぎたるものが二つあり富士のお山に原の白隠」とも歌われ、富士山と並ぶほど、有名になった禅僧でした。 白隠さんは、若い頃、厳しい禅の修業と病人の看病の過労がたたり、絶望的な難病に罹ってしまいました。 それを、京都の山奥に住んでいる白幽という仙人から教えてもらった「丹田呼吸法」と「軟酥(なんそ)の法」という イメージ法と「内観の四則」実践して難病を克服し、完璧な健康体になったのです。 彼は、健康な体になったばかりか、難解な禅問答もすらすら解けるようになり、頭脳の向上も、頭の回転も 素晴らしく良くなったのです。 五百年間に一人と言われるほどの高僧になった!という のは、五百年間に一人の稀に見る天才僧になった!ということです。 そして、その方法を「夜船閑話」(やせんかんな)という本に書いて、後世に残し、僧侶や多くの人が実践して現在に至っているのです。 「夜船閑話」によると「この方法を何回も根気よく行えば、 どんな病気でも治せないものはない。気力は充実し、人生で20代・30代の一番元気があった時よりもっと元気になる。 そして立派な徳を積むことができる。さらに、どんな修行でも 成功できて、また、どんな願望でも必ず叶う。」 と、この様な、意味のことが書かれています。 白隠禅師が、この本を書いたのは、71歳の時で、人生で、20代・30代の一番元気があった時よりも元気になれる!という、若返りの作用は・・・。 それは、「内観の四則」や丹田呼吸、そして、軟酥(なんそ)の法により、全人類が共有する意識の源につながっていたことになります。 つまり、白隠禅師は、「天才」の領域に属している巨大なデータベースに、いつでもアクセスできたのです。 「内観の四則」の実践とは、この文章を暗記して、4つの文章を一息に唱えることです。 何度も何度も唱えて、「私たちの心の奥には「本来の自分」が宿っている! 無限のパワーの阿弥陀様も、万物の創造の源も、極楽浄土も、すべてが自分の中に宿っている!」 と、確信して、実感して、日常生活にも活用することを、白隠さんが教えてくれているのです。 次回につづく。 ーーーーーーー ありがとうございました。 ====== 『奇跡を呼び込むS氏の能力開発』メルマガより抜粋して掲載しております。 バックナンバーはこちらからご覧下さい。 http://archives.mag2.com/0000115502/index.html?l=bvo0f0393f ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.01.16 20:18:44
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