痛いの痛いの飛んでけ~
子供がそこらへんに散らばってるおもちゃを踏んでイタイ!と泣いてる。何人かいる職員が慰めてあげるんだろうと一瞬思ったが誰もそんなことをする気はないらしい・・・別にそこまでやってあげる必要もないし、いちいちそんなことで泣いてる子の相手はしてられない・・ということですね。泣いてる子はよりどころの無い気持ちでいっぱいでただ泣き続ける・・・その間何秒かだけど、私はその子に(おいでと言って抱っこして)痛いの痛いの飛んでけ~!と両足をさすってフ~ッと息をふきかけてあげた。そして〝飛んでった?”とその子に聞いたら〝うん!”と言ってすぐ泣き止んだ。いつまでも泣いてるのはすごく痛いわけじゃない、そのことで大人がすぐ気にかけてくれることを期待してるのに、それがわからない人が意外に多いのは、子供の気持ちに添えないってことですよね。自分が悪いんでしょう?とか自分がやらかしたことでしょう?とか正邪の判断をする・・・保育士と言えどもそこは人間性が現われるわけで、子供のしつけのため、なんてこと一切ありません。子供はただ愛を与えることだけで成長すると思うんですよね。そりゃあ悪いことは悪いと教えなきゃいけない時も多々あります。子供は自然に放たれた動物と同じと思うときがありますからね。でも何事も愛の心が根本になかったらただのいじめですよ、自己満足ですよ。子供はそこら辺のことをよくわかってます、その時はわからなくても心にしっかりと根付きます。