SmileHeartの笑顔日記

4/29(日)

レンタカーを借りて

岩手県の平泉まで。

まずは世界遺産に登録された毛越寺へ。

歴史好きのダーは3度目の訪問。

JR東日本のポスターのコピーに

「世界が認めたのは

仏像や遺跡だけでなく、

何よりその美しい理想でした」

とあり、

ダーはその周辺の歴史も

詳しく説明してくれて感動しました。

敵も味方も小さな命も

全ての者に平和を、かぁ。

戦乱の世を乗り越えて

その理想郷を三代に渡って造った

藤原氏、東北の底力は

きっと現代の東北の方々にも

受け継がれているにちがいない、と

様々な想いでいっぱいになりました。

次は中尊寺。

↑藤原氏4代のミイラと

副葬品が収められている金色堂入口。

歴史の教科書でしか見たことのない

金色堂の実物は圧巻でした。

すぐそばには

松尾芭蕉の銅像なども。

「五月雨の　降りのこしてや　光堂」

“あたりの建物は雨風で朽ちていく中、

光堂だけは昔のままに輝いている。

まるで、光堂にだけは、

五月雨も降り残しているようだ”

とあるように、

それほどまでに素晴らしい気品と

気高さが感じられる金色堂に

感動しました。

毛越寺の浄土庭園、中尊寺金色堂ともに

歴史的価値はもちろんですが、

何より世界が認めたものは

その“気高い理想”ということも納得。

品格のある世界遺産を見学したことで

心が和むとともに

日本人であることの誇りさえも感じました。

ダーがこの周辺の歴史に

興味深くよく学んでいることも納得です。

あぁ今度は私の両親も

一緒に訪れてみたいなぁ。