【2013 和倉温泉・金沢】vol.11 尾山神社
近江町市場から出ると、再び雨が降り出しそうな空模様になっていました。帰りの飛行機までまだ時間がありますが、遠出はしない方がよさそう。1年前にバスで通り過ぎて気になっていた尾山神社に行ってみることにしました。近江町市場から香林坊方向に徒歩で5分ほど。尾山神社は、加賀藩の藩祖前田利家公と正室おまつの方を祀る神社です。国の重要文化財に指定されている神門。和洋漢折衷様式で、ギヤマンがはめ込まれ、異国情緒漂う造り。明治8年(1875)に完成し、当時は灯台としても使用されていたそう。1年前にバスから見えたのは、ライトアップされた神門。五彩のステンドグラスが美しく、幻想的な雰囲気に包まれていました。前田家の家紋は、梅鉢紋。前田家は菅原道真の子孫であり、菅原氏ゆかりの梅に因んで梅鉢の紋としたのだそう。尾山神社の後方は金沢城公園の広大な敷地が広がっています。この旅の翌月、この辺りにクマが出没し金沢城公園が閉鎖されたとニュースになっていました。近くには繁華街もありますし、クマが出るような環境には見えなかったのでビックリです。尾山神社を後にしたところで、雨が降り始めました。少し早いですが、金沢駅に戻ります。鼓門ともてなしドーム。北陸新幹線が開通すると、より多くの人が金沢を訪れて賑わうことでしょう。飛行機よりも新幹線派の私は開通をとても楽しみにしています。駅ビルでお茶したり、お土産を買い足したりして、空港へのリムジンバスの時間まで過ごしました。金沢駅構内で買ったモノは・・・右は、石川県が生んだ偉大なスーパースター、松井秀喜選手の「ホームラン松井サブレ」。引退後も販売されていて嬉しいです。他には、「俵屋の飴」や「あんころ餅」、「加賀棒茶」など。こちらは加賀屋の売店で。手前にある「珠洲の海」はミネラルたっぷりの塩です。の写真右にある辻口シェフの焼き菓子ゆきづり「YUKIZUKI」は、1年前にお土産にして好評だったのでリピ買いです。パイと石川産米粉を使用した焼き菓子に、能登産の梅酒を使用した砂糖衣があしらわれています。かための生地で、ほどよい甘さ、梅酒が効いていて美味しいですよ。大人の味わいです。石川県訪問の際にはオススメのお菓子です。金沢駅西口から小松空港までは、リムジンバスで1時間弱。ANAの最終便で東京に戻りました。<<The end>>