vol.45 クラシックコンサート@市民会館
夕方から出かけたのは、市民会館でのコンサート。スメタナやドヴォルザークといった偉大な作曲家を輩出したチェコは音楽の街で、毎日のように教会やコンサートホールでクラシックコンサートが行われています。予約なしで入れる場合がほとんどで、料金はリーズナブル。当日気が向いたら気軽に足を運ぶことができます。今回の旅は、初めてのチェコということで、行きたい場所・やりたいことがたくさんあり、コンサートまで事前に予定することができず、現地で時間に余裕があったら・・・と考えていました。この前日に館内ツアーに参加した時に、翌日小さなホールでコンサートがあることを知り、チケットを購入。本当はスメタナホールがよかったのですが、予定が合いませんでした。演目は、「モーツァルトとドヴォルザーク」モーツァルトは、vol.37 聖ミクラーシュ教会でも触れましたが、オーストリア生まれですが、プラハと縁が深く、何度も訪れて作曲をしたり演奏会を開いたりしていました。一方、チェコの作曲家、ドヴォルザークは、交響曲第9番「新世界より」や「ユーモレスク」で知られ、誰もが一度は耳にしたことがあるはず。プログラムは以下の通りです。<W. A. Mozart>1. Serenade in G Major"A little night music" KV525-Allegro, Romance(andante), Menuetto(allegretto), Rondo(allegro)2. Divertimento D Major, KV136-Allegro, Andante, Presto<A. Dvorak>1. Gypsy melodies, op. 55, No.4, "Songs my mother taught me"2. Humoreska op. 101, c.7 G Major3. From the New world-Symphony No.9, in e minor, OP.95-ll.Largo4. Two Walzes op.54-A major, D Major5. Slavonic Dance op.46, No.8 in G minorコンサートの会場は、地階のアール・ヌーヴォー・ホール。その名の通り、アール・ヌーヴォーの雰囲気満点の素敵なホールです。客席の8割は埋まっていました。ステンドグラスや照明が美しく、レトロな雰囲気がクラシック音楽にピッタリです。演奏者は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの計6名。弦楽器の美しい音色に酔いしれました。ほとんどが聴いたことのある曲(でも曲名は知らなかったものも有り)でしたので、聴きやすかったです。観光客向けのコンサートだと思いますが、素人の私には十分楽しめました。コンサートは約1時間で終了。プラハ最後の夜、夕食はイタリアンにしました。プラハ市内にはイタリアンレストランが至る所にあり、一度は食べてみたいと思っていたのです。ビールで喉を潤し、チキンのクリームソースのタリアテッレをいただきました。ゴロゴロとチキンが入っていて、そのカットが大きくて一口では食べられないほど。大胆な料理の仕方ですが、お味はよかったです。デザートが美味しそうでしたが、おやつにトゥルデルニークを食べてしまったのでもう入りません。カプチーノで締めました。ごちそうさまでした~。夕食後は、腹ごなしに少しお散歩して、ホテルに戻りパッキングを。お買物控え目だったため、全部スーツケースにおさまり、そんなに時間はかかりませんでした。********************6日目歩数: 19440歩歩いた距離: 15.77Km上った階数: 23階********************