vol.45 マレ地区へ、そして帰国
フランスの旅12日目。いよいよ最終日の朝を迎えた。この日も朝から青空が広がったフライトは20時発のANAそれまで半日時間がある。レイトチェックアウト利用可能の宿泊プランのため、荷造りは午後部屋に戻ってからすることにした。夜のフライトで帰国する場合、レイトチェックアウトは便利である。ル・グランでの朝はいつも遅めの始動。ゆっくりと朝食をいただいた。リストアップした中で残っている観光もあるが、それは次回訪仏時に持ち越すことにして、マレ地区へ行くことにする。ここでの目的は、ショコラティエのプラリュ Pralus (詳細レポは、こちら)板チョコ10枚セットのピラミッドとブリオッシュのプラリュリンを購入フランスのチョコレートはジャン・ポール・エヴァンが好きで、前回はボンボンショコラの詰め合わせを何箱も買って帰ったが、今回は35℃の猛暑の時期で成田に着いた瞬間に溶けてしまうため板チョコで我慢した。チョコレートは特に内外価格差が大きく、日本の価格の3分の1から半額で買えるので大変お得次にメロディ・グラフィック Melodies Graphiques(文房具屋さん)で、パリのスーヴニールカードセットを。エッフェル塔や凱旋門をモチーフにしたアンティーク絵葉書デザインを復刻したもの。レトロな缶ケースに18枚入っている。その後、マレ地区をぶらぶらしてオペラに戻った。この景色とももうお別れかと思うと寂しいわ~。オペラ通りカプシーヌ通り写真中央、赤いひさしは三越パリ。(9月末で閉店)ランチはル・グランの1階のカフェ・ド・ラ・ペ Cafe de la Paixで3日間バフェの朝食をいただいたカフェ。お値段は張るが(ランチコース:47ユーロ)、お味は確かで雰囲気はエレガント。パリを離れる前の食事にここを選んでよかった。その後、お部屋に戻り荷造りを。免税手続きをする商品を手荷物にして他をスーツケースに詰めバスルームの体重計で計った所、ANAヨーロッパ線エコノミークラスの預け入れ荷物重量制限の20kgを超えていた。成田を出発した時は14kgだったのだが・・・。以前よりも買物は量的にも金額的にも控えめだったが、はちみつやスパイスなど瓶入りの食料品を結構買ったためかなりの重量になってしまったようだ。シャルル・ドゴール空港のチェックインカウンターの預け入れ荷物重量チェックは厳しいということを聞いていたので、スーツケースから少し出して手荷物にした。荷造りができたところで、名残り惜しかったがル・グランをチェックアウトしてタクシーで空港へ途中少し渋滞があったが、1時間ほどで第1ターミナルに到着。ANAのカウンターはガラガラですぐにチェックインすることができた。次に、免税手続きするために税関へ行ったところ、長蛇の列。並んでいるのは、ルイ・ヴィトンで入店待ちをしていたアジア系外国人がほとんどで、一人で数十枚と思えるかなりの厚さの免税書類を持っている。そのため、自分の番が来るまでかなり待たされ、出国手続き後に免税店を見る時間がなくなってしまった。アジア系外国人のお買物パワーはすごいものがあった20時発ANA206便成田行きは、クルーバスの故障という珍しいトラブルにより30分ほど出発が遅れた。機内は、往路は満席だったが、復路は9月に入り夏休みが終わったためか空席が目立った。真ん中4席の通路側を指定していて、中央2席は空席でゆったり過ごすことができた。飛行時間は11時間半ほど。やはり、パリは近い。ニューヨークなら、帰りは14時間かかる。1回目の機内食(夕食)は和食をチョイス。右上はお味噌汁。飛行機は東へ向かって進んで行く。冬にパリ便を利用した時、この北欧辺りでオーロラが見えたことがあった。機内販売では、白鳳堂 茜色化粧筆5本セットを購入¥9,000(ANAカードで10%OFF)チーク、シャドウ(2本)、シャドウライナー、リップブラシの5本セット。化粧筆は熊野筆を持っているが、携帯用のセットが欲しくて探していた。白鳳堂のものなら品質は保証されている。そして、鮮やかな茜色の筆と和風ケースが気に入った。映画を観ながら寝てしまい、あっという間に成田に到着した。13日間の旅は、長過ぎて終盤は体力的にきついものがあった。(もう若くないので)都会を自分の足で歩いて楽しむ旅は、長くても10日間程度にしておいた方がよさそうである。< The end >