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テーマ:読書日記(1659)
カテゴリ:読書感想
日本への遺言 地域再生の神様《豊重哲郎》が起こした奇跡 [ 出町譲 ] 私は、地域再生の神様である豊重哲郎さんのことを 全く知らなかった。 ただこの本のタイトルに魅かれて読んでみた。 しかし、本を読み始めると豊重哲郎さんの生きざまに魅かれて 一気に読み終えた。 鹿児島市にある過疎化した村「やねだん」を 補助金に頼らず自分たちでお金を稼ぎ 魅力ある村に変えた、 そのリーダー役が豊重哲郎さんなんですね。 地域再生に対して、最初は反発する人が多かったという。 そんな人たちを情熱で動かすと言っても 実際はとても大変なことだったと思う。 「急ぐな、慌てるな、近道するな」 豊重さんの言葉で私自身も印象に残った言葉です。 都会に住んでいると、近隣とのつきあいは希薄です。 何かあれば行政頼み。 これが現実です。 しかし、豊重さんは村の人たち全員参加で 眠れる財産を再生していった。 特に「土着菌」に着目して土着菌センターを作り これを地域再生の1つに選んだ着眼点は すごいと感じた。 またこの本には、リーダーとしての豊重さんに ついても書かれている。 会社組織にしても然り。 すべてにおいて組織の中ではリーダーの役割というのは 大きいものです。 リーダーとして豊重さんがいかに知恵をだし汗を流したか、 地域の人たちと一緒に、地域目線で物事を考え そしてスピードを持って動いたかが感じられた。 この本を読んでいると都会の行政がいかに スピードがなく縦割りで全く機能していないかが感じられる。 こんな小さな村でもここまでできるんだ! と驚きと感動の連続でした。 ボーナスの出る村、これは1つの結果です。 これ以外に、子供たちへの育英財団をつくること 「葬儀無料化計画」などアイデア満載、夢がいっぱいの村。 そしてこの本には、「豊重哲郎のことば」が 15紹介されている。 これを読むだけでもリーダーとして大切なことを学べる。 経営者や行政のトップたちに是非この本を 読んでほしいと感じた。 そして、私たち自身も行政に頼るだけではなく 自分から動くことが大切なのだとこの本で教えられた気がする。 92歳のおばあさんが書いた本です。 生きていくうえでの知恵が満載! のんきに生きる 「ああ、おいしい」は生きがいになる [ 鈴木登紀子 ] 定年を迎える前に是非夫婦で読んでほしい! 終わった人 [ 内館牧子 ] 60歳からではなく40歳からでも 始めたい。 60歳からの脳にいいパズルはどっち? 自分の脳にピッタリ合うパズルがすぐ見つかる! [ 北村良子 ] 老若男女すべての日本人に読んでほしい 1冊です。 凛とした日本人の生き方 [ 鍵山秀三郎 ] 世界一打たれ強い働き方 この本も是非読んでほしい本です。 【新品】【本】世界一打たれ強い働き方 8カ国の超わがままエグゼクティブに学んだ フラナガン裕美子/著 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.10.23 15:37:15
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