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カテゴリ:海外旅行・海外事情
Moncton と Saint John Nova ScotiaからはMaine州にあるAcadia国立公園を経て 一路Bostonへ帰路に着いたが、途中Moncton と Saint John で一寸した見物をした。 まずMoncton 郊外にあるMagnetic Hill、下の写真で下り道と 登り道が分かる、そして坂のくぼ地に車を止めてエンジンを切り ギヤをニュートラルに入れると車は勝手に坂を登り始める。道路の 下に磁石が埋まっている想定であるが、それは変だ、車が進む ためには車自体が強力な磁石でなければならない。要するに 周りの地形がこの下り道を登り道と錯覚させているのだ。 まあドライブの疲れを癒すには格好の趣向である。 そしてこの町のもうひとつの見ものはTidal Bore(潮位津波) 大西洋から入りこむFundy湾は大潮の時には潮位が21mも 上昇するそうで、有名なアマゾン川を遡上する津波が見られる と言うのだ。私の写真中央の円弧線がそれらしいが今は はっきりとした思い出せない。 Fundy湾に沿ってさらに車を進めてSaint Johnに着く。 この町はカナダにあるほかのSt.Johnと区別するためSt.と 省すことは無いそうである。ここでの見ものはReversing Fall。 河口に近いところにSaint John Riverのカスケードがあり、 写真のように白波を立てて流れ落ちている。展望台に回ると これはもう鳴門の渦潮に似ている。 残念ながらそこで一日を費やすわけにはいかなかったが、時間が 来るとFundy 湾の水位が一気にこの川に注ぎ込みひと時、 油を流したように静まるかえる。やがて水流は川を80マイル (130km)も逆流し、Frederictonに至るそうである。
* スライド写真の中央に縦や横の黒い線を認めるだろう。当時「オリンパス ペン」と言う小型カメラがあり、35ミリ版スライドに2画面収容できた。当然 ハーフサイズのスライドマウントが有ったが、普通サイズのマウントに2枚ずつ セットしたためである。お金のない時代に背伸びしたことが伺える証拠である。
** このブログは45年前の写真を基にしている。醜い写真が多いが スキャンした写真、私の記憶が有る写真、Webで調べて確認が取れる 写真と何重にもフィルターがかかった結果このようになってしまった。
------------------ バクという動物は夢を食べて生きている、年取ったホモサピエンスは 思い出をビタミン剤にして生きていけるみたいだ。 諸般の理由で我々の旅行もこれからは国内に限ることにした。それを機会に最近妻がアルバムの整理をし始めた。つられて私も40年以上省みられ なかったスライドをスキャナーにかけてみた。そんなわけで時々我が 過ぎし方を思い起こす写真をこのブログに登場させる。 これは私がビタミン剤を摂取する過程なので諸賢には無視していただいて 何の不都合も無い。
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