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テーマ:花・草・樹木(333)
カテゴリ:自然
昨日は珍しく弱弱しいながらも太陽が覗いていた。 前夜のテレビ天気予報で今月に入って16日間で晴れの時間が3時間 だったと報じていた。気象の歴史は地球の暦と共にあるので明治以降の 気象観測の歴史など取るに足らないものであるが アナウンサーは「観測史上初めて」を連発している。 そんな訳で昨今はあまりちゃんとした散歩もできていなかったが 昨日は傘を持たずに視野を広げていつもの散歩道を歩いてみた。 水分はたっぷりであるが梅雨寒で植物の成長は止まったままである。 そうなると光合成をしない菌類の成長が著しい。 桜の古木の株本に目玉焼きのようなのが落ちて居るのかと思ったが、 よくみると茸であった。 地表に近いので手を差し伸べてカメラを構え、裏側を撮影すると 多くのキノコにある線状ひだは無く白い粉を撒いたサルノコシカケの ような裏側である。 しかし紫色のしっかりした足があるのでサルノコシカケではない。 私は市販されている食用キノコ以外にはあまり知識がなく、 思い切って「目玉焼きのような茸」でグーグル画像検索してみると なんとヒットがあった。名前は同定されていないが CATさんのブログ白い日記に下のキノコの写真が載っている。 これはキノコであるがまぎれもなく半熟目玉焼きに見える。 私の目玉焼きはまさしくこの形形が好きでで、黄身が固まる前に 崩して醤油を垂らしている。 50年以上も昔初めてアメリカに渡った時、"sunny side up""の言葉を 知らなくて、我慢して”scrabble egg please"を連発したことを思い出す。 そういえば去年まで近くの桜の株に本当にサルが座れる大きさの サルノコシカケが有ったことを思い出し探してみたが今はなくなっていた。 その代わり各所に次々と新しい株が育っていた。 以下の写真はすべてサルノコシカケの成長過程である。 小人の帽子 ハマグリ貝 アコヤ貝 ヤドカリ貝 牡蠣殻 キントン雲 ガマガエル サルノコシカケと言っても扇型で座り心地のいいものは少ないようである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.07.18 17:25:45
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