カテゴリ:自作パーツ
消費税増税前の駆け込み需要らしいが、世間ではモノが飛ぶように売れているらしい。
そんな中、こんな奇特な自転車部品を買うひとは日本中に何人いるのだろうか?・・・。 ↓ 今朝、例のDixnaの「ラ・クランク」(←ふざけた名前だ)と、今回自作するうえで必要なパーツ類が、発注して3日で我が家に届く。 ↓ 先週、AJ福岡スタッフの「たいかんさん」に「スキュワーの両端にライトを吊るせるライトホルダー」を見せてもらった。 「たいかんさん」はこれをどうやって思いついたのか?・・・どなたか先人がいるのか? とにかく、これはたいへんスマートだ!!! ワタシにとっては初めて見た改善部品なので、それを紹介してくれた「たいかんさん」の名を取って、そのまま「たいかん・シャフト」と名付けよう(笑)。 ↓ ブルべでは自分もこういう部品が欲しいと思ったので、今回さっそく作ってみる。 ちなみにこういったマニアックな商品は市販されていないので、自作するしかない。 自己責任で良ければ、以下、その作り方をご紹介。 ↓ 全長60mmあるKCNCの市販ライトホルダーを、ネジ部側から測って40mmの位置にマーク。(写真内に黒い線が2本ありますが、右は失敗の線。正解は左の線。) ↓ 加工中に余計な部分にキズが付かないようにテープで保護。 ↓ パイプカッターを使って、さっきマークした黒い線の位置でカット。 ↓ カットしたら念のため再測。 ↓ カットした端面をヤスリできれいに面取り。 ↓ シャフトが貫通できるように、ヤスリで反対側のナット部のネジ山も、谷まで削って穴を広げる。 ↓ 2液混合タイプの「メタル用ボンド」を用意。 固まるとかなり強力。 ↓ 規格品のM12ワッシャー(t=1.5)が今回のKCNCにはピッタシだったので、それを接着剤で蓋をするようにくっつける。 ちなみに外径はΦ25mmの円盤状のもので、内径Φ5.5mm以上の穴があいていれば、別にワッシャーでなくとも良い。 ↓ マウンテンバイク用の135mmのスキュワーを用意し、そのナット側に「KCNCの市販品ライトホルダー」を、レバー側には「さきほど製作したKCNCの改造ライトホルダー」をそれぞれ取り付ける。 ちなみに、スキュワーのナット側も”40mm”に長さを揃えてカットした。 (スキュワー?クイックレリーズ?クイックリリース?・・・この手の部品の正式名称・呼称って、どれが正しいんですかね?) ↓ 完成!!! 今回はBOMAのリファールという車体(フロントフォーク)を使って、それに合わせてKCNCのライトホルダーを60mm→40mmへカットしたが、車種やフロントフォークのエンド爪の厚みによっては、若干の増減があるかもしれない。 なので、もしこれを参考に自作される方は、ご自分のフロントフォークのエンド爪の厚みを考慮してから、カットする寸法を決めてくださいね。 ↓ ハンドル真下にぶら下げてたライトをスキュワーへ移動させられたので、ベルのみとなって、ハンドルやステム周りがこれでスッキリ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ライトホルダーを使ったライト固定は自分も考えてました。
不要な部分はカットして2ヶ所に設置するアイデアにまでは到達してませんでしたが。 見るかぎりでは走行には特に影響はなさそうですね。 (2014.03.22 23:19:17)
>fuk@さん
----- この方法だと、200kと300kのときは右側1灯だけ、400k以上の場合は両側に2灯・・・といった具合に、短時間で簡単にセットアップできるところが最大の利点です。 このアイディアを提供してくれた「たいかんさん」、グッジョブ! (2014.03.23 14:00:11)
しまった~
特許申請して一儲け……(笑) このアイデアは頭の中に天から降りてきて……嘘です 一昨年のヘブンの600km(都井岬のアレ)のスタートでDNFになった茨城の「こーちゃん」さんのバイクにセットされていたんですよ まあ、あとは在り合わせで加工して製作しただけです また、リベンジで九州に遊びに来て欲しいですね (2014.03.29 19:51:37)
>たいかんさん
----- 特許や実用新案にはできなくても、 商標登録ぐらいはできるかも。 そんときは、発案者の「こーちゃんさん」からクレームが来ないように(笑)、「こーちゃん・シャフト」で登録ですねw。 (2014.03.30 08:59:26) |
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