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カテゴリ:つばさ塾教育理念
投書要約 → 感想 小6生から中3生に取り組んでもらっているのですが、 毎回、たくさんの気づきが出てきます。 取り組み始める前は、僕は「要約」に頭が占められていたのですが、 「感想」から読み取れるものがたくさんあるんですよね。
投書内容に対しては反対の意見を 根拠を明確にして主張する人
投書内容に対して、筆者が述べているもの以外の 根拠を付け加えて共感する人
ただ単に同感であることを記述する人
いろいろな感想がありました。 で、「感想」とは何ぞや、と考えさせられたんです。
何かを見たり、聞いたり、読んだりすれば、 それに対して何かしらの反応があります。 その反応は、考えると言うよりも、感じるに近いんじゃないかと。 その反応を感じたままにしておくか、 それを自分の中から外に出そうとするか。
外に出そうとする前の反応は不思議なもので なぜそこを肯定するの?と疑問が起こるようなことでも、 疑問にならないと言いますか、気づかないと言いますか、 自分の中で引っかかりなく存在してしまう。 全ての事象の反応にいちいち疑問を投げかけていたら 息苦しくて生活できませんもんね。
じゃぁ、それで良いのかって言うとそうでもない。 例えば、ある反応が「悩み」であった場合。 本質的な解決に繋がらなくても、 話を人に聞いてもらうだけでスッとすること、 ありますよねぇ? 反応を自分の中から外に出そうとする、 つまり、話したり書いたりして、 自分の反応を人に伝えようとするためには それを自分が把握する必要があります。 自分でもよく分からないけど、 人に伝えようと話している中で 段々と自分が見えてくることだってありますよね。
生活の中では、反応を感じたままにしておくことも、 人に伝えようとすることも、両方必要なことですよね。
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やってますね (^-^;;
「感想とはなんぞや!」って突き詰めていったらけっこう難しい問題にぶつかります。 私は小学生までは本人が本文を読んで思ったこと・感じたことを 「自分の体験」に照らし合わせて自由に書け、って言って 特にワクを設けません。 「感想」を読み、その「感想」を通してその子の生長度を測っているんですね。 これが中学生になると本文から離れた自分の思うままは否定しますし、 高校生だと小論文として見ますので単なる感想からは遠のきますが・・・・ 「がっきー流」という1つの流派(型)がだんだん形作られていきますね。 楽しみにしています (^-^)/ (2010.05.18 18:59:59)
コメント、ありがとうございます。
お返事が遅くなりまして、申し訳ありません。 >やってますね (^-^;; ブログを始めた当初から、ウロコ先生の投書を扱った指導、 ず~っと、注目しておりました。 しかし、同時に、僕の指導能力は、まだ実行に移す前の段階 であると思っていました。 そんな状態で作文指導を進めていく中、次のステップと投書 が僕の中で繋がったって感じです。(大変、恐縮ですが…) >「感想とはなんぞや!」って突き詰めていったらけっこう難しい問題にぶつかります。 >私は小学生までは本人が本文を読んで思ったこと・感じたことを >「自分の体験」に照らし合わせて自由に書け、って言って >特にワクを設けません。 >「感想」を読み、その「感想」を通してその子の生長度を測っているんですね。 > >これが中学生になると本文から離れた自分の思うままは否定しますし、 >高校生だと小論文として見ますので単なる感想からは遠のきますが・・・・ もう、コメント見てビックリでした。 「ウロコ先生はどこかで僕を見ているの?」 って、思うほど(汗) 学年・個人の成長に応じて、感想をどう取り扱うか、 ちょうど考えておりまして、 奥の深さを感じると共に、その可能性にワクワクしておりました。 >「がっきー流」という1つの流派(型)がだんだん形作られていきますね。 >楽しみにしています (^-^)/ ----- いえいえいえ、ウロコ先生をお手本にさせて頂きながら、 あーでもない、こーでもないと、 四苦八苦しながらやっております。 頑張りまーーーーーす^^ (2010.05.19 14:56:16) |