カテゴリ:子どものこと
始まったばかりの高校生活でいろんな悩みをかかえてしまい
日記にも少し書きましたが 何もかもに自信をなくしてしまった息子。 夏休み初日にニュージーランドに向けて出発する3週間の語学研修も 彼の心の中では「負担」に感じられているようでした。 「世界的な視野を持って、国際的な仕事をしたい」 と言っていた意気込みはどこかに行ってしまい、 なかなかできないいい経験とはわかっているのだけれど 何をするにも身体が動かない、 心配になる、不安になる、 逃げてしまいたい。 だから、旅行の準備も進まないままでした。 葛藤している様子がよくわかったので こちらが腹を立てて「そんなんなら、やめたら?」と言おうものなら すぐにでも「やーめた。」と言いそうだったので ぐっと我慢の日々でした。 出発の朝、学校まで見送りに行きました。 バスに乗り込む姿を祈るような気持ちで送りました。 今の彼には「がんばれ!」とか、「期待してるよ!」と言う言葉は禁句なので どう声をかけたらいいかもわからずに・・・ 出発の時間まで落ち着かない一日でした。 4時頃、電話がありました。 空港の公衆電話からでした。 「今、チェックインした。僕、頑張ってくるよ。」 あ~~~。 よく言った! この言葉さえ聞けば大丈夫。 そして、ホストファミリーからのメール。 「homesick」というsubjectのメールが届きました。 ただし、息子ではなく、他のホストのところにステイしている男の子のことでした。 お家にメールをしたいので、電話でアドレスを聞いてくれないか、という内容でした。 うちの子は、元気で、ホームシックにもなっていない、とのこと。 ふっ~~~~。 あとは、安心して待とう。 きっとたくさんのいい経験をして NZ旅行が彼の転機になってくれるかもしれない。 気持ちが軽くなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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