つい先ほど、すぐ近所のおばちゃん(親戚)がグリンピースを持ってきてくれました。
すぐ近所の、これまた親戚が用水路沿いに植えていたグリンピースを、
その家ではもう食べないから、食べるならご自由にどうぞと今朝言ってきたそうで、
おばちゃんが収穫してそのおすそ分けを頂戴したのです。
もう収穫時期を過ぎたようで、色はくすんでしまっていますが・・
おばちゃん曰く、もうピースご飯にするには少し硬いので、
炊いた方がいいよ、と。ご忠告に従い、黒砂糖としょう油をベースに炊きました。
(サニーはお砂糖代わりに黒砂糖や蜂蜜を使います。)
ロンが・・ 目の色変えてやって来ます
豆類、ブロッコリー、キャベツ・・ 大好物です。納豆もですよ
ワンワン言いながら飛び蹴りしておねだりしてきます。
こんなワン子、珍しいかも知れません。飼い主に似たのでしょうか
ところで、グリンピースは好き嫌いが分かれる食材の一つですね。
サニーは特に大好物でもなく嫌いでもなく、普通に好きといったところです。
しかしこの“グリンピース”には、忘れられない思い出があります。
サニーは高校卒業後、大学進学先も就職先もずっと熊本ではありませんでした。
親元を離れて一人暮らし。極極たまに帰省すると、そのときは父が手塩にかけて
育てた野菜を採ってきてくれ、サニーがそれをふんだんに使って料理していました。
父の一周忌のときに隣家のおばちゃんから聞いた話。
「いつも『サニーが明日帰ってくるけん』て言うて念入りに手入れしよらしたバイ。
たいぎゃな(とっても)楽しみにしとらしたつバイ。」 涙、涙・・
その父が、あるとき自らグリンピースご飯を作ってくれました。
これとは別の釜ですが、このような一合釜で、サニーのためにひとり分、
作ってくれました。ちょっぴりお焦げもできていて、とっても美味しかったです。
塩味が効いていて、あれは、塩だったのでしょうか?涙だったのでしょうか?
今でも、グリンピースを見るたびよみがえる、私の宝物の思い出です