ようこそ！「雲の上はいつも青空」

前記事では編集半ばで力尽き、失礼しました。

記事の続きをお届けいたします。

「飾り卸し」とは、祭りのクライマックス、本祭の随兵行列の前々日に、主催の藤崎宮で飾り馬がお祓いを受け、

また、一日かけてご寄付を頂戴して廻ります。本祭が朝随兵・夕随兵それぞれ２時間なのに対し、

飾り卸は朝から夕方までひたすら歩き、踊ります。交通規制がないので、信号など時として

猛ダッシュすることもあり、歩く距離も長いので身体的には本祭よりも断然シンドイです。

前記事の一枚目の画像は、朝、学校にて出発式の準備をしているところです。

関係者のご挨拶の後、樽割りで乾杯。金曜なので、高校生は授業中。

一時限目が終わった休み時間に、隊列を組んで（画像２枚目）、音を鳴らして出発します。

飾り馬の口取り、楽隊、実行委員など、総勢約５０名。

現役生が、窓から身を乗り出して「頑張って下さ～い♪」とエールを送ってくれます。

ご寄付を頂戴するのは主に、学校周辺でお世話になっている企業様や、街中の先輩経営の会社やお店です。

今年は約７０件廻りました。廻っている間に、指定された時間にお宮入りをして、お祓いを受けます。

あっち行ったりこっち行ったり… 所によっては飲み物を振る舞って下さり、

汗で渇いた身体にビールが染み入ります。飲んでも汗で出てしまうため、御手洗がお昼までもちます。

前記事の画像、３枚目と４枚目は、病院からご寄付を頂戴しているところです。

車椅子のおじいちゃん・おばあちゃんたちが看護師さんと共に下りて来られ、

手を叩いて楽しみ、握手を求められたり、涙を流して喜んで下さる方もおられ、こちらも感無量です。

ランチは公園にブルーシートを敷いてお弁当。例年、準備・片付け含めて４０分、ゆっくりは出来ません。

午後も、ひたすら廻ります。疲れ果てた夕方に、ご褒美があります。

街中で先輩が経営されるこだいこラーメンで、軒先でラーメンと餃子、飲み物を振る舞って下さるのです。

この時食べるラーメンが、サニーにとってはこの世で一番うまいラーメンです。

疲れ果てた全身に、ビールとラーメンが染み入ります。餃子も美味です。

今年はサニーは皆によそっていたので、最後にちょこっとだけしか食べていませんが…（画像５枚目）

ここで生き返り、残り２０件ぐらいを廻ります。

最後の画像は、スザンヌちゃんの妹のまおちゃん、マーガリンです。

スザンヌママのキャリンはサニーの高校の先輩、マーガリンは後輩。

以前、ある大学でゲスト講師をしていたら、たまたまそのクラスにいました。

サニーは気付かなかったので、マーガリンが講演終了後に声をかけてくれました。

マーガリンは、早い時間にお店のお手伝いをしています。メチャクチャ可愛いですよ。

マーガリン目当てのお客様も多くて、連日賑わっています。

お店の斜めには、スザンヌちゃんのおばあさま経営のタバコ屋さんがあり、

そちらからも毎年ご寄付を頂戴しています。

ご寄付下さった皆様、お手伝い下さった先輩、後輩の皆さん、ありがとうございました。

皆さん打ち上げに行かれましたが、サニーは学校に戻って受付のお当番をしました。

その後、別口の飲み会に合流。勢子の格好なので目立ち、知らないお客様からビールが出てきました♪



ちなみにサニーはよく捻挫をするので、くれぐれも祭りの直前にしないようにと気を付けてはおりました。

が！捻挫ではなくて、この飾り卸しの前夜のミニバレーボールの際に、腰を強打。

その時は平静を装いましたが、実はめちゃくちゃ痛くて、倒れるかと思った程です。

祭りには痛み止めを飲んでの参加でした。踊っている時はテンションが上がっているので痛みを忘れます。

木曜ミニバレー、金曜が飾り卸し、土曜はロアッソ応援ツアーで鳥栖まで遠征し、

サポさんたちと一緒に飛び跳ねました。日曜が祭り本祭。翌日は動けなくなる方もいるなか、

これだけ連日飛び跳ねて脚が凝らなかったのは、我ながらスゴいと思います。

あとは、腰さえ治ってくれれば…