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テーマ:日々自然観察(9988)
カテゴリ:昆虫(芋虫、毛虫)
どうやら、これは何らかの異常があって、蛹化に失敗した個体の様である。次の日の朝、もう一度見てみたが、全く変化は認められなかった。 午後になって、ベランダを通ったとき、その前蛹が無くなっているのに気が付いた。鳥に食べられたのか(我が家ではよくある)と思ったが、探してみると、下にコロンと落ちている。前蛹になるときに充分に足場を固めていなかったらしい。
何故蛹化に失敗したのかは、知るべくもない。しかし、かつてクロアゲハの幼虫を多数飼育したとき、平均よりかなり小さい個体が元気が無くて足場を充分固めことが出来ず、また、前蛹から蛹への脱皮も上手く出来なかったことがある。この様な個体からは、必ずブランコヤドリバエの蠕虫が出て来た。 ブランコヤドリバエの類がツマグロヒョウモンに寄生するか否かは寡聞にして知らないが、別の寄生者が居る可能性もある。一応、蛹をシャーレに入れて、今後の変化を見てみることにした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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