カテゴリ:日本の政治と政治史
クロニクル 「従軍慰安婦」問題調査結果公表 1992(平成4)年7月6日 この日、政府は「従軍慰安婦」問題の資料調査結果を公表しました。初めて旧日本軍の直接関与を認め、韓国、中国、台湾、インドネシアの元慰安婦の皆さんへ謝罪する内容でした。 政府の調査結果でも、旧日本軍の直接関与が明らかになっている問題であるにもかかわらず、旧軍の組織的関与を証明する資料は出ていないなどと、都合の悪い事は隠すのだとばかりに居直る首相や、臆面もなく外国のマスコミに、44名もの連名で意見広告を出す恥知らずな輩が、国政を担当している現実に、私は背筋が寒くなるのを禁じえません。 アメリカ人が、日本の政治家のレヴェルはこんなものなのか。こんな人物を大挙選挙で勝利させているのだから、日本人の政治意識も大したことないなと思ってしまうでしょうね。そこが辛いですね。そういえば、安倍内閣の閣僚(公明枠除く)は、全員が「新しい歴史教科書を作る会」の会員に名を連ねているようですね。あの歴史観はまさに新版皇国史観そのものです。歴史を捏造してしまうのですから、学問的には取り上げる価値はありません。そんなレヴェルの好い加減な教科書を金科玉条とする政治グループが作る内閣がいっときとはいえ、日本を支配しているかと思うと、日本の将来が心配になるのは、私だけでしょうか。小泉改革内閣の改革を継続出きるのは、安倍内閣しかないなどと、一面だけを課題評価することは、避けるべきだろうと、私は考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.06 02:28:39
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