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カテゴリ:ホンダS800C 回顧録
・・・つづき。
3000回転付近での「カカカカカッ・・」というイヤな音が気になるモノの、それ以上の回転域では普通であるコトを良し(?)としてそのまま輪島に向かった・・。 輪島の会場には無事たどり着けたワケだが、台風による雨風は俄然強いままであった。私の地元、『SOCF(セブンオーナーズクラブin福井)』の方達は前日からの参加だったはずだが、天気を見越してか最初から皆さん、セブンではなく現行車での参加の様だった・・、モーガン4/4のG君(←私の同級生)を除いて。 『輪島AM』にはこの時が初参加だったのだが、クラッシックカーイベントの中でもこちらのイベントはかなり充実していると私は思う。 確か輪島市『わじままつり』の『まちおこし』の一環としてこのイベントも開催されていると聞いた。一泊二日のイベントにもかかわらず、参加費1万円ポッキリ(今後も同じ参加費かどうかは知らないが・・)とはかなりの「太っ腹大会」とも言える。 ハナシが逸れたね・・。 結局、イベント参加は無事終了、無事帰路にも着けた・・異音の解明はできないままだったが。 前回バルブリフター(VL)の破損の時とはあきらかに音質は違うモノの、取りあえずカムカバーを再び開けてみる・・ふぅ~またかよ・・。 カムシャフトやVLに異常は見られないし、一応タペットクリアランスも再度確認したが、以前に調整した規定値のままだった。(←ある意味安心したが・・^^;) 「ひょっとして、どれかのバルブスプリングのどちらか(Sはダブルスプリングタイプ:そのアウターorインナー)が折れているのかな~っ!?」と予想してみる。 普通、各バルブスプリングを外す場合、当然シリンダーヘッドも外し、例の特殊工具「バルブスプリングコンプレッサー」等でバルブの傘を抑えつつスプリングホルダーカラーを挟み縮め、コッターピンを抜くというのが一般的のようだ。 でも、私は車体にエンジン搭載のままカムカバーを開けた手前、どうしてもシリンダーヘッドまで外したくなかった。 そこで、地元クルマ屋さんからの『入れ知恵』を採択・・・。 ↓コレが『シリンダーヘッド開けずにバルブスプリング外せるぞ!』方法だ。↓ ↑用意するモノ:側面穴開きソケット(←ンなモンあるか~いっ!・・いや、作るんです^^;)、カムホルダーに取り付けられる支点用アルミの棒、シャッター降ろすバー(←正式名ナニ?)以上の3点。↑ ↑アルミの棒を支点にして、シャッターバーを下方に押さえ付けるとソケット側面の穴からコッターピンが取り外せるというワケ。↑ {※注意事項:バルブスプリングを外す気筒目は必ずピストンを上死点位置にしておくこと。ピストントップのリセス(逃げ)部がバルブの傘を押さえる仕組み。ウッカリしてクランク回してしまうとバルブ自体が燃焼室内に落っこちちゃいます・・実は私、一本やってしまいました^^; スプリング外すだけなら良いですが、また元に戻さないといけませんからね・・。でも、スティック型磁石を2本駆使することで事なきを得ました、ふぅ~・・・ } ・・・と、たいそうに書き綴ってしまったが、結局バルブスプリングにも何も異常は無かった・・・。 こうなるといよいよ燃焼室内の異常と考えられる・・・、ブルブルッ つづく・・・(ゴメンナサイ<(_ _;)> ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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