市ヶ谷から飯田橋
2024/04/11/木曜日/ちょうど良いお天気先週土曜日、桜の好い季節に市ヶ谷で降りて飯田橋方面へ歩いてみた。いつもは通勤電車から見るだけの風景だが、かつてはこの駅の日仏会館で、仕事の後にフランス語を習ったこともあったっけ。あそこのカフェはフランスそのものでいい味わいだったけれど、今はどうなのか。すっかり日本回帰の私は亀岡八幡宮神社の階段を上る。この辺りはアップダウンがあり、神社からはとても市ヶ谷駅側とは思えないのどかさこの階段途中にあるのが茶の木神社。元々は五穀豊穣を祈り土地神様→稲荷大明神となって祀られた所に東向した弘法大師お弟子さまも立ち寄られた由緒ある、武蔵江戸ではかなりな古刹。殆ど潟のような江戸湾地域でここには真土の丘があった?因みに成田山はここの分祀だったか、曖昧階段を上り詰めれば太田道灌が江戸城の西の守りに据え置いた八幡さま。こにらは鎌倉鶴岡八幡宮の分霊なのだとか。薄墨色のような桜が渋いと眺めているとおや。これは何だろう。石に龍と宝剣?新しいものではなかろうか?↑八幡さまを抜けたあとの、道なき道がとても好い。写真撮り損ねたが、どう見ても行き止まりみたいな所を野良猫気分で抜けられる。↓初めて見た月桂樹の花↓そうして通りに出れば間も無く市ヶ谷の杜時間がなくてゆっくり見られなかったのだけど、年代がかった古い印刷機体験など楽しめて無料!活版印刷の仕組みが分かる。ここの半地階カフェコーナーも落ち着きがある。ここからは神楽坂の下の方へと折れてゆくのだけど、素通りできない美味しそうな蕎麦やなどが並ぶ通りがある。いつも人で混雑しているメーンストリートに出る前に興味津々なお店が。↑後から調べると黒執事なサロンらしい。あったり、え!こんなギャラリーショップあったかな?というお店も。最近、生活に即したプロダクツを作る若い工芸家が増えると同時にこんなお店があちこち増えている気がする。古い建物や住宅をうまく改装して手頃な良いものと出会えるのは嬉しい。基本モノは増やしたく無いのだけど、台所用品はつい買ってしまう。↑渡邉浩幸さんのカッティングボードミズナラ。そうこうしているウチに、飯田橋駅からルーテル教会へ知人のパイプオルガン演奏へと辿り着く。