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テーマ:思春期の子どもと暮らす(237)
カテゴリ:子供のこと
日付変わって、すでに昨日のことになってしまった。
センター試験初日。
息子は行かなかった。 まだ暑い夏の頃、申し込んだ時は今日がそうなるとはまだ親子して思ってもみなかった。
夢がないという息子。 道しるべを失った息子。
高校もこの3月には卒業が無理になった。 早くても半年遅れの卒業。 だから今年、大学生にはなれない。 受けても無駄だから? それともまだ受ける心の準備ができてないから?
多くの受験生が受けたはず。 その中に息子はいないことにやはり私はショックだったんだ。 ニュースも見れなかった。 届いた試験関係の郵便物も開けられなかった。 息子もそのまま処分してと言った。
でもずっと三年間もの間、大学受験目指して頑張ってきた息子の友達には「頑張って!」と心の中でエールを送った。 朝、5時に起きて家を出て、11時に家に帰る子もいた。 みんなみんな良い結果が出るよう祈ってる。
みんなと同じように大学受験に臨むことができない息子なのか。 そうだとは思えない。思いたくない。 勝ち組とか負け組とかで人を区別したくないし、片付けられたくない。 小学五年生で新潟から大阪へ引っ越してからだんだんと息子は変わっていった。 中学ではいろいろあった。 そして高校はある程度充実していたけど、何かが違って、疑問を持ち始めた。 そんなところだろうか。。。
自分以外のことをブログに書くのはある程度制限していたけれど、私はまだまだ弱かった。 書かずにはいられない、眠れない。
春に東京に行く娘と行先がない息子。 大手上げて喜んであげられないし、悲しんでもいられない。 心が板ばさみ。
今日は全国高校サッカー決勝を観た。 白熱した試合だった。 高校生が青い芝の上でも頑張っていた。 2-2の同点で延長戦の末、PK戦。 たった一本のボールがはずれて負けたチーム。 ほんの少しの違いがうれし泣きと悔し泣きになる。 息子の事とだぶったのか、涙があふれた。
息子は人と違う道を歩くのだろうか。 それとも後から続くのだろうか。 決めるのは本人。 どちらにしても平坦な道ではなさそうだ。
親も腹をくくって先にある未来が明るいと信じよう。 必ず道はあると。
今夜は親ばか日記でごめんなさい。 そしてあなたのことを勝手に書いてごめんなさい。 負けず嫌いなお母さんこそ、もっと大人にならなきゃね。
ずっと心配してくださっているみなさんへ、 それぞれにメールができそうにないのでこうして書くことにしました。 いつか今日のことを笑って話せるようになりたいなって思います。
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