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Godmama's Song

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Feb 24, 2010
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20歳から歌手としてスタートして、もう今年で33年目を迎えた。
この長い年月の間、声が出なくて歌えなかったのは、たった一度。
風邪をこじらせて、歌うどころか話すこともできなかった時だけ。

一年のうち、正月の一日、二日だけは休み、あとは毎日歌っている。
よく、趣味と実益でいいですね、といわれるが、職業なのだからそれはあてはまらない。
歌うことが、何よりも好きというのか、ステージに立ちマイクを握ると、
日常のもろもろも、嫌なことも、きれいさっぱりと消えてしまう。

毎年、道内のあちこちでコンサートをしているが、
私のオープニングの曲は必ず「テネシー・ワルツ」である。
渡米してプロ歌手のスタートを切ったところがテネシー州・メンフィス。
その州歌が「テネシー・ワルツ」だった。

メンフィスでの初舞台、膝はガクガク、マイクを握る手も震え、
胸の鼓動は客席まで届くのではないかと思うほどだった。
その時のプロ・シンガーとして歌った恥ずかしさも、誇らしさ、喜びも、
いまだにはっきりと覚えている。
以来、私は、テーマ・ソングとしてこの曲を歌うことにより、
初心を忘れず、真摯な気持ちで舞台に立つ自分を確かめているのだと思う。

「テネシー・ワルツ」を歌うと、人は皆優しい表情をして聴いてくれる。
小学生のころ、カタコトの英語で歌っていた私も、
今「我が心のテネシー・ワルツ」とタイトルをつけ、
大勢の人々に聴いてもらえるようになった。

新年のオープニング第一声も、もちろん、この歌である。

~1996年12月 読売新聞コラム「花時計」より転載~

※管理人より⇒久しぶりの更新となってしまいました(汗)
 大変多忙につきご迷惑をおかけしております。管理人なのに・・・。
 
 先日開催されました、ニューイヤーライブには沢山の方々が来て下さり、
 またしても感謝感激です。
 しかし・・・このブログに掲載したつもりが告知し忘れていたとは!!
 (HPトップにのみお知らせしてました・・・・。)

 少しずつですが更新してゆきますので、どうぞ宜しくお願いします。m(_ _)m












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Last updated  Feb 24, 2010 10:33:02 PM
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