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カテゴリ:映画
今回見た映画は「DUNE-砂の惑星-(2021年版)」
1965年に発表されたフランク・ハーバートのSF大河小説『デューン砂の惑星』が原作。 1971年以降複数の映画製作者が映画化の権利を所有するなど何度も映画化が試みられたが、物語の複雑さ重厚さにより映像化が困難な小説とされており、最初の映像化の構想は1970年代にアレハンドロ・ホドロフスキーが企画したが、制作費が膨らみすぎたなどの諸事情から制作中止となり、その顛末は2013年に公開されたドキュメンタリー映画「ホドロフスキーのDUNE」の中で語られている 1984年にはデイヴィッド・リンチが映画『デューン/砂の惑星』、2000年にはリチャード・P・ルビンスタインがTVドラマ版を製作(2部構成)。2021年版は5度目の映像作品。監督は「ブレードランナー2049」のドゥニ・ヴィルヌーヴ。 <あらすじ> 遠い未来、水の惑星の領主だったレト・アトレイデス公爵は、宇宙で最も価値のある物質である「メランジ」の唯一の供給源であるデューンとしても知られる危険な砂漠の惑星アラキスの管理権を受け入れ、愛妾のジェシカ、息子のポール、多数の部下を伴って一族総出でアラキスに向かうことになる。 メランジはアラキスの特産品で人間の寿命を延ばし、超人的なレベルの思考を提供し、超光速の旅行を実用的にするスパイスである。ハルコネン家と宿敵アトレイデ家を宇宙で唯一メランジを産する砂漠の惑星アラキスで対峙させ、その争いに介入することでアラキスやメランジも含め世界を一気に掌握する陰謀を画策した。レト公爵は殺されてアトレイデ家の郎党は四散、ポールは母ジェシカと共に砂漠に放り出されたところをアラキスの先住民・フレメンに助けられ世界を根本から変革する戦いに立ち上がる。 昨年夏に「ムービープラス」で放送されたので視聴したが、字幕版は慣れないってことでBDを改めてレンタルして視聴。 ・映画化権は得たものの原作のスケールのデカさから何度も企画が頓挫、デヴィット・リンチ版は映像化しても納得のできない作りになったりと映像化が難しいという曰く付きの作品ってことでアラキスの描写、宇宙船等の映像美が凄い。 ・皇帝がいてその下には何人もの領主が統治下の惑星を治めているっていう設定は中世の封建制そのまんま。小説では皇帝の娘・イルーランが書いた伝記が所々で登場するが映画では省略されている。 ・ポール役のティモシー・シャラメってなんとなくだが外見がイライジャ・ウッドに似てる? 高名な貴族の跡取り息子だが、予知能力を持っててときおり聞こえる謎の声のせいで苦悩することも度々見られるなど繊細。 ・アクアマン= ジェイソン・モモアが本作にでていたとは… ・オーニソプターは虫の羽を持っててその羽ばたきで空を飛ぶ…という設定なのだが、「ラピュタ」に登場したドーラ一家が持ってる小型艇はオーニソプターからヒントを得てデザインされたのか? ・アトライデ家とハルコネン家は不倶戴天の敵同士。皇帝がいながら、貴族同士で星の統治権争いが勃発する、裏で謀略が渦巻いてるところも現実の人間同士の醜い争いを描いてる。 アラキスの元領主・ハルコネン男爵はスパイスで得られる富を手に入れるため先住民を酷使している…って19世紀の植民地を運営していたイギリスやフランスなどの大国と同じ。 内通者のせいでレト公爵は暗殺され、アトライデ家は四散。ポールとジェシカはハルコネン家や帝国の人間に命を狙われる羽目に。厳しい環境の砂漠の星に放り出されたら大変そう。 アラキスでの活動に必要な保水スーツを着て砂漠をさまようポールとジェシカのもとにフレメンが現れた。ジェシカはスティルガーにアラキスを脱出したいので手配をしてほしいというがポールはアラキスに留まることを決意。フレメンの仲間になるための儀式を通過して世界を変える復讐劇に見を投じることになる…という所で終わる。3月に後編が日本公開されるが後編見に行こうかな? DUNE/デューン 砂の惑星【Blu-ray】 [ ドゥニ・ヴィルヌーヴ ] ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界 アート・アンド・ソウル・オブ・DUNE/デューン 砂の惑星 [普及版] [ タニア・ラポイント ] レゴ LEGO アイコン 10327 Dune/デューン 砂の惑星 アトレイデス家のロイヤル・オーニソプター【オンライン限定】【送料無料】 ホドロフスキーのDUNE/リアリティのダンス 無修正版 Blu-ray BOX (初回限定) 【Blu-ray】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Feb 28, 2024 08:44:52 PM
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