カテゴリ:着物
関係ないけど、IEの更新が来て、IE8にヴァージョンアップされて、画面が見やすくなった。
使い勝手もよくなった。 さて、またまたおウチ着。 前、ちょっと試した、能登上布。 に替わって、ここしばらく着ているのが、これ。 正絹駒絽の単衣。 肌着は、いつものクレープ。 いちまの野分の絽が届いたとき、試しに羽織ってみたら結構涼しかったので、本格的に着てみようと思った。 物は、リサイクルの女物。 リサイクルにしたのは、アンティークだと糸が弱っていて、着用に耐えないこともあるので(実は、能登上布の一着はそうだった)。 女物なのは、リサイクルで絽の男物なんてたぶんほとんど出ない。出ても、手頃な値段ではない(たぶん)。 どうせ、おウチ着だし、デザインよりも、機能重視でw あとは、サイズの問題。 丈は、まあ、おはしょり分があるから、そこそこ。 裄は、普通に仕立てるのでも割を入れないといけないので、まあ、そこそこあれば。夏だから、短くても平気だし。 一番問題なのは、身幅。身幅が狭いと、すぐ着崩れる。家できるんだから着崩れてもいいかというと、逆に、家では寝ころんだり胡座をかいたり、その他横着な格好もするので、着崩れにくいものがいい。片身の前幅と後ろ幅あわせて-2~3センチなら許容範囲なので、その中で探したのが、これ。 駒絽橋模様単衣着物。 橋模様って・・・もう少し意匠化された橋ならいいのに・・・と思いつつ・・・まあ、いいか、と。 何となく、お祭りの浴衣みたな感じだ。 帯は、能登上布と同じで、綿の下帯。 お茶をやっているときだったので、左の紫のはふくさ。 右の紐は、たすき。ちょっと何かするとき袖が邪魔になることがあるので、いつも腰に着けている。 着心地は、よい。 駒絽(より糸)なので、さらっとしている。 涼しさ、というか、ひんやり度合いは、能登上布にまさるとも劣らず。 汗に風でひんやりするのも、同じ。 室温30度なら、ひんやりして、やや冷えすぎな感じも。 麻と違って、肌触りはやさしい。肌着でも着たくなるくらい。 長襦袢にもよさそうだ。 例によって、ちょっと出かけるときにはこの上に上着をかさねればよい。 一回目に着たとき、汗を掻くと防虫剤の匂いがひどくなったので、洗ってみた。 本畳みにして、半分におり、ネットに。洗剤はおしゃれ着用の(アクロン)で、洗濯機の手洗い。干すのは、衣紋掛けハンガー(っていうのかな?)。 乾くと、洗う前と較べて、ややカサ、ふわっとした感じに。シワとかはまったくない。 着心地は、よくなった気がする。より、自然で、やさしくなった(洗う前は多少ノリがきいていたのかも)。 能登上布もいいが、結構、肌がすれたり、ごわついた感じがする。毎日着るには、ちょっと肌に負担が大きい。肌に触れるところが少なく、軽くて、ひんやりがよい。 阿波しじらは、能登上布や絽ほど涼しくはない(ひんやりはしない)。また、ノリをすると麻ほどではないが少しごわつく(汗ですぐに柔らかくなるが)。染めによっても、硬かったり柔らかかったりする。冷えすぎないところが、よい。 女物のリサイクルの絽なので、アンティークの能登上布より多く出回っていて、価格もやすく、かつ、品質も劣化の度合いが少ない。 阿波しじらの新品(誂え品・仕立て上がり品)よりも、各段にやすい(もちろん誂えたものは、しっくり感・フィット感は抜群だが)。 今回のは、バーゲンセールで、3000円(正価6000円)。 ついでに、帯。 正絹博多献上の下帯や中帯、よりも、綿の下帯が絞めやすく、洗えて重宝。 以前は、家では綿の博多献上の帯をしていたが、この細い下帯でも慣れてくると、締め方も工夫したりして、着崩れしにくくなってきた。普通の帯だと三巻きするがこれは二巻きで、しかも幅が狭い分汗も溜まらず、涼しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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