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2007年03月03日
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カテゴリ:投資

最近まれに見る、好講演でした、



昨日の 原田武夫 出版記念大阪講演、

巷では陰謀論ではないかと言う人がよくいるが、まず本人に会うことが早道だろう、

そしてその第一印象は TVやNetで見るより、落ち着いたイイ人で、 その後の講演内容も それの延長だった、


それにしても 西宮くんだりにじっとしていると 世の中の潮流はナカナカ見えないなーー、と、

以下 自分のメモなのであしからず、

 

イントロ

なぜ米朝会談がベルリンなのか、
北朝鮮にイギリス/他欧州勢がファンドを作っている意味は、
北には一体何があるのか、
偽100$Noteの自作自演のわけ、
日本のメディアが報道できないわけ、


本題

日本で構造改革がくり返されるわけ、
創造と破壊を国是(いや正確にはグループ是)にしてるわけ、
アングロサクソンは過去一度も戦争に負けたことがない、これの意味するところは?

明治時代の国/財閥のリーダー達の共通性質は世界観、金融感に優れた相場師、
 
* 相場師とは決してギャンブラーではない、金融感覚なくして
      この世界は渡れない

お金はマーケットから調達するという国際的な発想、
 
*日本市場は世界でも一番安定且つ取りやすい、
     日本の安定さはインドや中国の比ではない、ゆえに狙われやすい

株式市場は上がるのではなく上げる、下がるのではなく下げる、
指数関連銘柄はすべて操作可能!?
なぜ上昇に長期間かかり、下落は瞬間なのか、
  *下げのタイミングは誰かがお金が必要なとき、 誰か?
サラリーマンファンドマネージャーは指数銘柄(NK225など)が下がるとどうするか
  * 彼らは追随して売ろうとするので2ー3時間後にますます下がる
経営コンサルタント制度とは何だったのか、破壊の手段でしかない、
  * それを利用して業績が上がった会社は皆無、
     


Key Word

北朝鮮(3/19) : 6ケ国協議、
イラン(3/中) : 安保理 、但し できレースです、
三角合併(5月) : 市場は一段安へ、
  
* 戦後復興からの計画的戦略として本格的に日本銘柄の
       買収が始まる、
ヘッジファンド規制法案(6月) : 日本の低金利利用の
                                        ヘッジファンドが一斉に撤退
国内選挙(7月)  :  選挙前は波乱を起こしたくない
日銀金利上げ(選挙後?) : 
大統領選挙(12月) : 資金調達は当然日本マーケットから、
                               しかも時間がないので、売りで調達、



ざーーと1.5時間の講演だったけれど、私的には自分の凝り固まった頭をほぐすには充分だった、(ちょうど株式暴落があった直後だけに、説得力があった、)

決して 予測/予想することではなく、このように歴史的組織的な大きな背景を知ることは 一般の情報とは一線を画した別の何かを与えてくれる、

投資の観点からも これまでの自分の中にあった既成概念が ボロボロ崩れていく音が聞こえてきているので心地よい、

* 今後も25本平均線やら損きりしたりのDeadManTradeをするかは 今後の問題だが 、この次元のトレードではなくなる可能性を示唆してくれた今回の講演の持つ意義は大きい、

それと、この手の イワユル国際金融機関絡みの講演/著作は、

実は五万とあるわけで、 あおりが多く かえって猜疑心が芽生えてしまい、本質みたいなものが見えにくくなってしまうのが実状、

そこで自分なりに判断基準を上げるなら、 
"誰が言っているか"、  

と なるわけで、そう、自分の直感に頼るわけだが、
そういう意味で 冒頭に まず会ってみること、 と言ってみた、

イイ人との出会いはいつだって 新しい展開の入り口になる、と 思っている、
 

アトひとつ、心に残っているのは、

明治以降のリーダーたちがいずれも 立派な篤志精神を有した相場師であったということ、

これは 初耳であった、

と同時に、金融感覚というのは いつの時代にも 必須なんだなと、 励まされたしだいである、


"篤志家としての相場師"、

琴線に来た言葉です、






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最終更新日  2007年03月03日 18時55分37秒
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