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2007年09月28日
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カテゴリ:投資

早いもので、今日は2007会計年度の前期末締め日になる、


昨日はFRBが4兆円超えの資金供給をして、
乗り切っているがやはり厳しい、

以下、抜粋記事から、

半期末越えに懸念=金融機関の資金繰り-米金融市場
9月28日11時2分配信 時事通信

【ニューヨーク27日時事】2007年第3・四半期末を28日に控え、米金融機関の資金繰りに対する警戒感が高まっている。

低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローンの焦げ付き急増で、財務状態に懸念のある金融機関に対し、融資を手控える動きが出ており、「資金需要が高まる期末を乗り越えられない金融機関が出てくる可能性も否定できない」(調査会社ライトソンICAPの主任エコノミスト、ルイス・クランドール氏)状況だ。

今日は各社とも期末支払い期限日で、

資金調達のため、自社のCPを発行して買ってもらおうとするが誰も買ってくれない状況が続いている、

支払いが滞ると金融機関からは破綻宣言かなんかが出されてしまうが、これが当の金融機関だと、もっと性質が悪い、

融資の不良債権を抱えてしまった金融機関はいきおい中央銀行に助けを求めるがFRBも限度があるわけでーー、



米金融機関の大口融資、不良債権残高、再び拡大、
20%増の1141億ドルに、

2007/09/28, 日経金融新聞, (抜粋)

4-6月FRB調べ 自動車業界の不振映す
 【ワシントン=山本留美子】米金融機関の大口融資で不良債権が再び増えている。米連邦準備理事会(FRB)が四-六月に実施した調査によると、回収に問題があったり将来焦げ付く恐れがあったりする不良債権残高は前年同期比二〇%増の千百四十一億ドルで、二年連続で増えた。自動車業界の不振をうけ、大口融資の四分の一を占める製造業で不良債権が膨らんでいる。

調査はFRBのほか米連邦預金保険公社(FDIC)、通貨監督庁(OCC)、貯蓄機関監督庁(OTS)が実施。銀行やノンバンクなど三つ以上の金融機関が融資枠設定を含めて合計二千万ドル以上融資している案件を対象に調べた。(中略)

 今回の調査では信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)の焦げ付き拡大など、住宅市場の調整が建設業やローン会社に与えた影響は反映されていない。OCCによると「次回の調査では建設・不動産業界を中心に不良債権がさらに増える可能性がある」という。

  当局は「融資規模の急拡大や融資基準の緩和、問題債権の増加は銀行の信用リスクを高める」と指摘。返済が期日一括であったり返済原資を借り換えに頼ったりする案件が多いことにも触れ、「銀行間の競争を理由に融資基準を緩めるべきではない」と警告した。

住宅サブプライムだけではなく、

製造業全体に不良債権が膨らんでいると言う、

これでは金融機関は大変だ、

今後不景気が本格的に確認されたら、回収不能額はまた拡大する、

今までの過剰融資のツケが回ってきてしまったワケダ、



さて、今夜のNY、年度前半期末日をしのげるかどうかがポイント、

問題はサブプライムと言うよりよりも、
企業、金融機関が期限内に返済ができるか否かにかかってきている、






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最終更新日  2007年09月28日 13時29分50秒
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